飯能市立博物館(愛称:きっとす)は、2023年10月15日(日)から同年12月10日(日)まで飯能市市制施行70周年記念事業 特別展「原市場村秘史」を開催します。
本展では、昭和31(1956)年9月30日飯能市と合併した「原市場(はらいちば)村」に焦点を当て、地域に残されたさまざまな資料から歴史・文化やその移り変わりや、原市場村の歴史を彩るさまざまな秘史を紹介します。

特別展原市場村秘史

飯能市市制施行70周年記念事業 特別展「原市場村秘史」

https://www.city.hanno.lg.jp/kanko_bunka_sports/museum/tenji_moyooshiono/7996.html/

 原市場村は昭和31(1956)年9月30日、吾野(あがの)村、東吾野村とともに飯能市に合併しました。令和8(2026)年で合併から70年が経過します。

 発掘調査で発見された埋蔵文化財をみると、この地では縄文時代早期後半から生活が営まれていたことがわかります。また、江戸・東京で数多く使用された材木の生産地であり、その経路でもあった原市場村は近世以降大きく発展を遂げました。近代以降の歩みについては、旧原市場村役場文書が飯能市立博物館に所蔵されており、郷土研究会や行政による調査、『文化新聞』などの記事に当時の生活の様子などが記録されています。

 本展では「旧原市場村」に焦点を当て、地域に受け継がれる様々な「記録」と人々の「記憶」から歴史・文化やその移り変わりについて紹介します。

開催概要

特別展関連事業

1.展示解説(申込不要)

 担当学芸員による展示資料や見所の解説等

2.講演会「筏仲間から近代の材木商同業組合への展開」(定員あり、要申込)

 近世の筏仲間を土台に、西川林業としてブランド化していく展開過程についてお話しします。

  • 講師  丸山美季(まるやまみき)氏(学習院大学史料館 学芸員)

  • 日時  12月3日(日)10:00~11:50(受付9:45~)

  • 会場  飯能市市民会館  

3.現地見学会「原市場伝説探訪」(定員あり、要申込)

 自然豊かで長い歴史を持つ原市場には数多くの伝説が発生し、語り継がれていました。飯能市立博物館の学芸員による解説とともに伝説の舞台となった地を巡ります(約6Km)。

配信元企業:飯能市

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