ムロツヨシが主演する映画『身代わり忠臣蔵』の追加キャストとして、尾上右近、森崎ウィン、星田英利、廣瀬智紀、濱津隆之、野村康太、入江甚儀、野波麻帆の出演が発表された。併せてビジュアルも解禁となった。

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 本作は、「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイデアが加わり生み出された土橋章宏の同名小説を映画化。大石内蔵助率いる忠義の赤穂浪士たちが、亡き殿・浅野内匠頭の敵である吉良上野介への討ち入りを成し遂げ、見事な最後を迎える国民的時代劇「忠臣蔵」が、新たな登場人物と共に令和の時代によみがえる。原作者の土橋を脚本に迎え、河合勇人監督とタッグ。時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた東映京都撮影所が製作した。

 主人公・吉良孝証とその兄・吉良上野介を演じるのはムロツヨシ。2役に挑むのは今作が初めてのムロは、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、時に皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。また、プライベートでもムロツヨシと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦。「忠臣蔵」の要でありムロと敵対する役どころを演じる。

 この度解禁されたのは、大石内蔵助率いる赤穂浪士らを含む追加キャスト。

 赤穂のヤングプリンスこと浅野内匠頭役を演じるのは歌舞伎俳優の尾上右近。曲がったことが嫌いで、文武にも励むなど真面目な性格という役どころだ。

 赤穂藩でも一二を争う実力の剣豪の血気盛んな性格で吉良討伐への思いも強い、THE 闘争心とも言える堀部安兵衛役を演じるのは森崎ウィン。大河ドラマ『どうする家康』に続き、再び時代劇への挑戦となる。

 お笑いタレントの星田英利は原惣右衛門役。赤穂藩の参謀で家老である大石に討ち入りを直訴するあだ討ち一派の筆頭で、主君への忠誠心も人一倍強いが、時に空回りしてしまって大石を困らせてしまう、なんとも憎めない役どころとなっている。

 また、廣瀬智紀は片岡源五右衛門役。片岡は赤穂藩士の中でも大石に次いで当主・浅野内匠頭からの信頼が厚く、主君の最期までそばで仕えた仕事デキクール家臣という役柄だ。

 濱津隆之は奥田孫太夫役を演じる。赤穂藩のあだ討ち一派の浪士で、涙もろい性格だが、主君への忠誠心も強くアツい涙腺ゆるゆるセンチメンタル剣士だ。

 また、野村康太が吉良あだ討ちをもくろむ一派の若い浪士の岡野金右衛門役、入江甚儀が燃える特攻隊長の間十次郎役を演じる。そして、大石内蔵助の妻・りく役を演じるのは野波麻帆。腰抜けで優柔不断な主人を優しく導く妻であり、よき理解者として大石を支える。

 ビジュアルでは、ムロや永山と同様、赤穂浪士ら追加キャストたちも口元に人さし指を添えた“内緒ポーズ”で登場。身代わりミッションを遂行するムロ演じる吉良たちとは裏腹に、赤穂浪士ら一行の命懸けのミッション“吉良上野介討伐”作戦が水面下で進められていく。本ビジュアルには、その覚悟を決めた赤穂浪士たちの表情が収められている。

 映画『身代わり忠臣蔵』は、2024年2月9日より全国公開。

映画『身代わり忠臣蔵』赤穂藩チーム8人が加わったビジュアル (C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会