アーセナルU-18を率いるジャック・ウィルシャー監督が、コロラド・ラピッズの新指揮官候補に挙がっているようだ。13日、イギリス紙『イヴニング・スタンダード』が報じた。
現在31歳のウィルシャー氏は、アーセナルの下部組織で育ち、2008年に16歳でプロデビュー。将来を嘱望されたものの、キャリアを通じてケガに悩まされ続けた。ウェストハムやボーンマス、オーフスGF(デンマーク)でもプレーした後、昨年7月にスパイクを脱ぐ決断を下した。
同氏は引退後、アーセナルU-18の監督に就任。昨季はリーグ戦を12チーム中11で終えたものの、FAユースカップでは準優勝を果たした。今季はここまで3勝2分2敗の成績を収めている。
コロラド・ラピッズは2023シーズンのMLSでわずか5勝しか挙げられておらず、32試合を消化した時点で最下位に沈んでいる。上層部は先月に解任したロビン・フレイザー監督の後任候補として、ウィルシャー氏を含む5人をリストアップしている模様だ。
以前からトップチームの指揮に興味を示していたウィルシャー氏は、すでに同クラブの面接も受けているという。なお、アーセナルとコロラド・ラピッズはともに、『クロエンケ・スポーツ&エンターテインメント』社が所有する姉妹クラブだ。
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