10月21日(土)放送の『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系Huluにて配信)の第2話に田辺桃子、戸塚純貴、ベンガルがゲスト出演することが明らかになった。さらに、10月14日放送の第1話にて、挿入歌が藤原さくらの『daybreak』であることが解禁された。

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田辺桃子演じる真名美の「払えないワケ」に迫る

菊池風磨主演の本作は、滞納者の「お金と心」に寄り添う徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く、魂揺さぶる“ヒューマンエンターテインメントドラマ”。

7月期金曜ドラマDEEP「癒やしのお隣さんには秘密がある」(2023年日本テレビ系)で主演を務めた田辺桃子は、住民税を滞納しているパチンコ店従業員・小沼真名美(こぬままなみ)を演じる。

そして、4月期のドラマ「だが、情熱はある」(2023年日本テレビ系)では、オードリー春日俊彰役が大きな話題となった戸塚純貴は、真名美と同棲中の恋人・内田卓也(うちだたくや)を演じる。

さらに、味のある演技で多数の映画、ドラマに出演しているベテラン個性派俳優のベンガルは、真名美のパチンコ店に通う年金受給者で、真名美が嫌う男・玉木譲(たまきゆずる)を演じる。

真奈美は、百目鬼華子(山田杏奈)の小学生時代の同級生で、2人にはある因縁があるという。2人にはどんな過去があったのか、真名美に隠された住民税を「払えないワケ」にも迫っていく。

■第2話あらすじ

ノリは軽いが仕事のスキルは超一流の徴税吏員・饗庭(菊池)が勤める「みゆきの市役所」に、財務省から出向してきた相楽(本郷奏多)が、副市長として就任する。就任初日から市の税収減を厳しく指摘する相楽に、市長の米田(佐戸井けん太)も納税課長の北沢(六角慎司)も戦々恐々。

一方、相楽とは財務省時代の元同期だった饗庭は、相楽と華子の意外な関係を知ってびっくり。相楽がわざわざみゆきの市にやって来た理由とは…。

波乱の予感が漂い始めた納税課・徴税第三係に、一転、明るい話題が舞い込む。テレビ局が徴税吏員の活躍を取材したいというのだ。テレビで放送されれば税金滞納者の納付促進につながり、何より目立てると担当の浜村(白洲迅)は大張り切りで、撮影が行われる公営団地の家宅捜索に向けて準備を進める。

そんな中、饗庭と華子は、昨年から住民税を滞納しているパチンコ店従業員・小沼真名美の元へ徴収に向かう。今まで再三にわたる督促状や催告書を無視している真名美は、華子の顔を見るなり、思い出したように「復讐に来たんでしょ?」と言い放つ。実は、真名美と華子は小学生時代の同級生で、真名美は華子をいじめていたという因縁があった。

「税金なんて払いたくない」と突っぱねる真名美は、「私が税金を払っても、あいつらのパチンコ代に消えるだけ。そんなのバカらしい」と支払いを断固拒否。真名美が“あいつら”と呼ぶのは、生活保護や年金の受給者たち。玉木譲らがそのお金でパチンコ店に遊びに来ていることが、真名美は許せないのだ。

恋人・内田卓也と同棲中の真名美は経済的な問題はなさそうに思え、家宅捜索も可能だが、できれば納得した上で納税してもらいたい…と思案する饗庭と華子。しかし、真名美には隠された「払えないワケ」があった。

■挿入歌は藤原さくらの書き下ろし

さらに、10月14日放送の第1話で、藤原さくらが「ゼイチョー」に向けて書き下ろした『daybreak』が挿入歌であることが解禁された。シンガーソングライターとして、俳優として、幅広く活躍中の藤原は、7月期ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(2023年日本テレビ系)の武田麻美役の好演でも話題となったばかり。その天性のスモーキーな歌声が聴く人の耳を引き寄せる藤原による穏やかでありながらも情熱的な楽曲『daybreak』がドラマを盛り上げる。

藤原さくらコメント

自分がいくら何を叫んでも世界は変わらないと、投げやりになるのも仕方ない。今この瞬間にも、どうしたって終わらない争いや、制度や価値観はこの世界に溢れてる。ただ、変わったことも変わった気持ちもある。ほんの少しの光でもまだ見逃したくはないです。夜が明けるのを信じて。

『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』第2話より/(C)日テレ