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 その重さは1,2トン越えと一般的な自動車並み。そんな巨大カボチャがこの度ギネス世界記録を更新したそうだ。

 2023年10月9日にアメリカで開催されたカボチャの大きさを競う大会に出展された、1,246.9kgのカボチャは、見事世界ギネス記録を更新したそうだ。

 その大きさはクマのぬいぐるみや後ろにいる人間の大きさと比較すれば一目瞭然。このカボチャは「マイケル・ジョーダン」と命名された。さあ、その理由を考えよう。

【画像】 世界最重量のカボチャが世界ギネス記録を更新

 米カリフォルニア州ハーフムーンベイで10月9日、第50回目となる、カボチャの大きさを競う大会「Safeway World Championship Pumpkin Weigh-Off」が開催された。

 この大会に出場したミネソタ州、アノーカ・テクニカル大学で園芸学を教えるトラヴィス・ギンジャーさんが出展したカボチャは厳密な測定の結果、1,246.9kgで最重量記録を達成した。そしてそれは世界ギネス記録も更新したこととなる。

 過去の記録は2021年、イタリアのステファノ・クトルピさんが育てた1,226kgで、20.9kg上回ったこととなる。

マイケル・ジョーダンと命名

 見事世界ギネス記録を達成したこのカボチャは世界的に有名なバスケットボールプレイヤーの名にちなみ「マイケル・ジョーダン」と命名された。

 その理由は、今年が2023年であることから、マイケル・ジョーダンが現役時代に身につけた代表的な背番号「23」にちなんだそうだ。

 ちょっとこじつけ感はあるものの、どちらも偉大という点においては共通なので、異論はなかったようだ。

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 時期的にハロウィンなので、このカボチャは同時に、世界最大のジャック・オー・ランタンになることだろう。

 ちょうどカボチャが旬なアメリカでは、他にもカボチャを使ったユニークなチャレンジが行われている。

カボチャをくりぬいたボートでどこまで移動できるか?

 カボチャをくりぬいてボートを作り、それに乗ってどれくらいの距離を移動することができるかを競う面白い競技がある。

 アメリカ、ニューハンプシャー州レバノンに住むスティーヴ・クイニーさんは、自分が育てた約548kgのカボチャをくりぬいて「ハックル・ベリー」と命名したボートを作った。

 そのカボチャボートで、カンザス州カンザスシティからミズーリナポレオンまで約62kmをパドルを漕いで11時間移動し、これまでの最高距離を打ち破ったという。

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Missouri man breaks Guinness World Record by paddling 1,299-pound pumpkin about 38 miles down river

 この競技をサポートするため、「Paddle KC Paddling Club」の12隻のボートが同行し、記録を行っていたという。

 これまでこの競技の世界ギネス記録を持っていたのは、ネブラスカ州のデュアン・ハンセンさんで、彼の記録は2022年に出した約60kmだったそうだ。

 その記録を約2km抜いたクイニーさんは、現在公式認定を得るためにギネス世界記録にデータを提出中だそうだが、認定されればギネス記録更新となることだろう。

 それにしても面白い競技があるものだ。

 日本の場合、どんぶらこっこと流れていた桃に入っていたのは桃太郎だが、アメリカでは桃ではなく巨大なカボチャだったりするのだろうか?

 カボチャから生まれたパンプキンボーイはどんな活躍を見せてくれるのだろう。そんな童話があったら読んでみたいものだ。

written by parumo

 
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世界最大のカボチャはなんと1,246.9kg!マイケル・ジョーダンと命名される