ビリー・アイリッシュは『バッド・ガイ』を「世界で一番くだらない曲」だと思っているという。『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したビリーは、2019年に多くのチャートで1位を獲得した同曲について「客観的に見て、『バッド・ガイ』は世界で一番くだらない曲。でも、凄くいい曲なんだ」と語った。

グラミー賞の年間最優秀楽曲賞と年間最優秀レコード賞を受賞した同曲では、誰かを悪者として嘲笑う傍ら、自分はもっと立ち回りが早いことを示唆している。

ビリーはこう続けた。「この曲は、理解してもらわないと。ユーモアを持って」「おふざけのつもりなんだ。間抜けだから笑える、というような」「文字通り、『はあ?どういう意味?』ってね」

一方、デビュー・アルバムをリリースした時はまだ17歳だったビリーは以前、キャリア初期に音楽業界で成功するのに苦労したものの、舞台裏での一連の出来事によって気持ちが一変したことを明かしている。

ビリーポッドキャスト番組『テレコム・エレクトロニック・ビーツ』でこう語った。「本当に、本当に楽しんでる。2、3年は凄く嫌だったから、今こう言えるのが本当に嬉しい」「キャリアの最初の数年間は、とても若くて、とても落ち込んでいて、自分が何を望んでいるのかさえ分からなかった」「ここにいたくないというような精神でいたの。バカなガキだったけど、色んなことを変えたの」「それから、ツアーのスケジュールも前ほど酷いものではなくなったし、もっと人を雇ったから、自分達で全部しなくてもよくなったの。そして、本当に楽しくなったのよ」

ビリー・アイリッシュ、ロラパルーザ舞台装置に太陽光発電を導入 Culture / 02 08 2023

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