スイス代表は15日、ユーロ2024予選のグループI第8節でベラルーシ代表をホームに迎え、3-3で引き分けた。

3日前のイスラエル代表戦が戦争により延期となった首位スイス(勝ち点14)は、シャキリやジャカ、アカンジらが先発となった。

5位ベラルーシ(勝ち点5)に対し、3トップにイッテン、シャキリ、シュテフェンとする[4-3-3]でスタートしたスイスが押し込む展開で推移すると、13分にジャカが際どいボレーで牽制。

さらに27分、ジャカのミドルシュートでゴールに迫ったスイスは1分後に先制する。ボックス手前右でルーズボールを拾ったシャキリがゴール左へコントロールシュートを決めた。

ハーフタイムにかけても主導権を握ったスイスは迎えた後半、開始6分にイッテンのヘディングシュートで追加点に迫った。

しかし61分にワンチャンスで同点に追いつかれると、69分に逆転されてしまう。CKからパルヤコフにヘディングシュートを決められた。

そして84分に致命的な3失点目。ディフェンスライン裏を執られた流れからアンティレフスキにGKとの一対一を決められた。

万事休すかと思われたスイスだったが、89分にシャキリのFKからアカンジがボレーを決めて1点差とすると、1分後に追いつく。

ジャカのフィードをアムドゥニがヘッド。GKにセーブされたルーズボールをアムドゥニが押し込んだ。

7分の追加タイムが与えられた中、スイスは勝ち越しを目指して攻勢をかけたが、3-3でタイムアップ。1試合消化の少ない3位イスラエルとの勝ち点差を暫定4に広げるに留まった。