ユーロ2024予選のグループA第8節、ノルウェー代表vsスペイン代表が15日に行われ、0-1でスペインが勝利した。

2位スペイン(勝ち点12)と3位ノルウェー(勝ち点10)による本戦出場を巡る大一番。

3日前のキプロス代表戦をハーランドの2発などで4-0と快勝したノルウェーは、ハーランドウーデゴールの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだ。

一方、首位スコットランドを撃破したスペインは、モラタ、フェラン・トーレス、ファティの3トップで臨んだ。

ハイプレスをかける入りとしたノルウェーだったが、徐々にスペインがボールを持つ展開で推移していった。

膠着状態が続いていた中、スペインは20分に最初のチャンスで先制しかける。カルバハルのフィードに反応したモラタがルーズボールをボレーで流し込んだがVARが入り、モラタにオフサイドがあったとしてノーゴールに。

その後もスペインハーフコートでゲームを展開。28分にはカルバハルのミドルシュートで、44分にはロドリのミドルシュートでゴールに迫ったが、前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、ファティに代えてオヤルサバルを投入したスペインは開始4分に試合を動かす。分厚い攻めを見せた流れからフェラン・トーレス、オヤルサバルのシュートのルーズボールをガビが蹴り込んだ。

追う展開となったノルウェーがセルロートを投入してきたのに対し、反撃の余地を与えないスペインは終盤の85分に追加点のチャンス。モラタがディフェンスライン裏を取ってチップキックシュートでゴールを狙ったが、懸命に戻ったリエルソンにゴールライン手前でクリアされた。

それでも1-0のままスペインが勝利。2位以上を確定させ、本戦出場を決めている。また、スペインと同勝ち点のスコットランドの本戦出場も決まっている。

敗れたノルウェーUEFAネーションズリーグの結果次第でプレーオフに回れる可能性がある。