これまでも有吉弘行蛭子能収定期的に顔を合わせる企画を披露していた「有吉クイズ」(テレビ朝日系)。今年9月までゴールデンタイムで放送されていたが、10月期改編で深夜放送に逆戻りした。そんな同番組の「放送時間引っ越し」第1弾企画として、10月1日深夜の放送回では「久々の有吉プライベート密着クイズ 蛭子さんにも会いました!!」を実施。およそ半年ぶりに2人は顔を合わせたのだった。

 9月7日から9月30日まで東京・南青山のギャラリーで『根本敬 presents 蛭子能収「最後の展覧会」』と銘打って開催されていた個展に足を運んだ有吉。カラフルでポップな色彩が使われた蛭子の新作を見た瞬間「わ、すごい。かっこいいですよねぇ。すごいですよねぇ」と感激の声をあげた。

「有吉が蛭子と前回会ったのは、半年前の『有吉クイズ5月23日放送回でした。現代アートのギャラリーで絵を見た後で、2人は“絵を描きたくなったら一緒に描こう”と言って、最終的に蛭子が描いた絵の背景に有吉が色を塗り、約150万円と鑑定される力作が仕上がったんです」(テレビ誌記者)

 そんな有吉は今回、展示されている新作20点と半年前に2人で描いた絵を比べて、「一緒に描いた時よりもオシャレになった感じ」とコメント。蛭子がギャラリーの奥から姿を現すと、「スゴいですね! ビックリしました…高くて!」と、作品につけられた“30~80万円”という値段を速攻でイジり、蛭子を笑わせた。

「蛭子は2020年7月9日放送の『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で軽度の認知症と診断され、それ以降、『有吉クイズ』くらいしか出演していません。ネット上には視聴者から『有吉としゃべるとイキイキした感じになる蛭子さん。元気そうでよかった』『2人の普通に仲いいところが好きです』『半年に1回、必ず蛭子さんに会いに行く有吉さん。蛭子さんは感動を嫌うと有吉さんは言うけど、有吉さんだって蛭子さんと同じでしょ。だからこの2人を見てると心があったまる』『有吉のイジリやツッコミに蛭子さんへの愛を感じる』など、病気が発覚した後も相変わらずちゃんとツッコミを入れたりイジったりする有吉に称賛の声があがっています」(女性誌記者)

 番組放送後、「オバショット」と題して蛭子と並んで立っている写真を自身のインスタグラムで公開した有吉。今回の蛭子の個展には「最後」という単語がついているが、「一応、こう書いてあるけれども、またやられるかもしれないっておっしゃってましたから」と、今後も個展開催する可能性があることをしっかりとアピールした有吉がいる限り、半年に一度、蛭子を同番組で拝めることだろう。

アサジョ