吉瀬美智子が自らの「大失態」を猛省した。いったい何をしでかしたというのか。それは10月13日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)でのことだった。

 番組ではビール、レモンサワーシャンパンなどを痛飲し、ほろ酔いになった吉瀬。途中から松本人志や千鳥・ノブ、ボディビルダーの横川尚隆に甘ったるい声で話しかけるだけでなく、自然な感じでボディータッチも。さらには誘うような手の動きで、男性陣を翻弄した。ノブから「吉瀬のバー」と、バーのママのような振る舞いを指摘されたほどだった。

 これをちょうどオンタイムで見ていたという吉瀬は、インスタグラムで弁明。

〈視聴しながら背中に汗〉

〈事務所からバラエティでのお酒禁止が!ですよね…反省。出演者の皆様、悪酔い大変失礼致しました〉

 どうやら事務所から「酒を飲む仕事NG令」が出されたようで、

「彼女がロックオンした相手は、千鳥の大悟でした。隣にいた吉瀬は『大悟だっけ?』と初対面の彼を呼び捨て。さらに福岡出身の吉瀬は『(私と)気が合う。広島だもんね』と、岡山出身の大悟をどういうわけか広島生まれと勘違いしながら、体をこすりつけるようにして最接近トークを繰り広げる。大悟を骨抜きにしていましたね」(芸能記者)

 なにゆえ「大悟が広島生まれだから気が合う」と思ったのかは定かではないが、ここにある大胆な仮説を立ててみる。それがズバリ「ヤンキーが多い土地だから」というものだ。

 吉瀬は福岡時代、地面に引きずるほどの長いスカート、濃いメイク、茶髪にワンレンという、立派なスケバンだったというのだ。ネット上に出回る彼女の卒業アルバムの写真は、こちらを威嚇するように睨む姿が写っている。さらにはガソリンスタンドアルバイトをしていた頃は、彼女目当てに暴走族が列をなして給油されるのを待っていた、という伝説を残している。

 一方の大悟も岡山時代、マイルドヤンキーだった。高校生の時は薄い黄色のサングラスをかけて写真に写る姿がネット上で拡散。そして今もヤンチャなイメージがある。吉瀬はそうした雰囲気から、ヤンキーが多い広島出身と勘違いしてしまい、自らと同じ空気を感じたのかもしれない。

 とはいえ、意外な面を晒け出す大女優を、身近に感じた視聴者は多かったのではないか。

(魚住新司)

アサ芸プラス