旧ツイッター(現・エックス)で、匿名アカウント「Dappi」(@dappi2019)の投稿により、名誉毀損されたとして、国会議員2人が発信元の企業などを相手取り、損害賠償を求めている裁判で、東京地裁(新谷祐子裁判長)は10月16日、企業などに合計約220万円の支払いを命じる判決を下した。

この訴訟は、「Dappi」に旧ツイッター上でデマを投稿されたとして、立憲民主党小西洋之参院議員と杉尾秀哉参院議員が2021年10月、計880万円の損害賠償と投稿削除、謝罪広告などをもとめて提訴していたもの。

訴訟の中で、原告側は企業や役員らに対して、「Dappi」の投稿者名の開示を求めていたが、被告側はこれに応じなかったため、投稿者は不明のままだ。

匿名アカウント「Dappi」に「220万円」賠償命令、国会議員ら名誉毀損訴え