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音楽ナタリーでは“読書の秋”に合わせて秋の特別連載「アーティストの推薦図書」を展開。さまざまなジャンルの5組のアーティストにオススメの3冊を紹介してもらう。第3回目となる今回は、超ときめき♡宣伝部の辻野かなみが登場。グループの中で特に読書好きであるという彼女に大きな影響を受けた本、何度も繰り返して読んでいる本、最近読んで面白かった本を挙げてもらった。

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「夢をかなえるゾウ」(文響社)

水野敬也(著)

大きな影響を受けた本

私がこの本を初めて読んだのは小学生の頃でした。
母が買ってきてくれたことがきっかけで読みました!
関西弁で話すゾウ、ガネーシャと主人公との掛け合いが漫才みたいでとても面白く読みやすかったです!
自分を変えるために必要なことだったり、改めて感謝する気持ちの大切さを感じたり、人生において大切なことを学べた本だったかなと思います!
「人生を楽しむ」「幸せになる」ために些細なことから実践するようになりました。
運がよかったら、「私って幸せ~」って口に出して言ってみたりするともっと幸せがやってくる気がします!
そこから、ため息は幸せが逃げる気がして、ため息をついてしまったときは急いで吸うようにして、幸せが逃げないようにするようになりました。笑
小学生ながらとても影響を受け、今でも心に残っている本です!

「バムとケロ」(文溪堂)

島田ゆか(作・絵)

何度も繰り返して読んでいる本

私は小さい頃から絵本が大好きで、本屋さんに行くと必ず新しい絵本を買ってもらっていました!
その中でも、お気に入りのシリーズが「バムとケロ」です。
しっかり者のバムと好奇心旺盛でマイペースなケロちゃんの日常が本当にかわいいんです!
愛嬌たっぷりのキャラクターに心をつかまれ、ほのぼのするストーリーで、たまに出てくる奇想天外なシーンにはつい笑っちゃったり、とても楽しいです!
絵も細かいところまでかわいくて、じっくり見たくなるし、何度見ても楽しめます。
大人になった今でもやっぱり、この絵本好きだなって思う本です!

「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」(筑摩書房)

R・キヨサキ(著) / 白根美保子(翻)

最近読んで面白かった本

20代になりいろいろと将来の事を考えるようになって、YouTubeなどでいろいろな方の話を聞く中で出会った1冊!
お金については学校では教えてもらえないし、なかなか学ぶ機会がなかったので知らなかったことを知れて読んでいて楽しかったです!
本の中で、金持ち父さんは“友人の父親”で、貧乏父さんは“自分の父親”なんですが、お金に対する考え方が違う2人の話から、子供が自分で考え、理解して、行動していきます。
わかりやすく書かれていて、子供たちとともに私もいろいろと考えながら読み進めていくことができてお金についての基礎を学べました。
お金持ちになりたい!って安易に言ったりすることもあるけど、実際にお金持ちの人がしていることがわかって自分の考え方へのいい影響になったかなと思います!

辻野かなみ(ツジノカナミ)

スターダストプロモーションに所属する6人組アイドルグループ・超ときめき♡宣伝部のメンバー。グループ最年長で、超とき宣の部長(リーダー)を務めている。担当カラーは超ときめき♡ブルー。2022年に自身がプロデュースするブランド「Charme Rose」(シャルムローズ)を立ち上げた。超とき宣としては2021年に楽曲「すきっ!~超ver~」がTikTok上で大きなブームになり、海外の音楽ストリーミングサービスでチャート上位にランクインしたことを機に大きく知名度を上げた。2024年1月に神奈川横浜アリーナでワンマンライブを行う。

辻野かなみ(超ときめき♡宣伝部)