詳細画像はこちら

「中央発條」で設備損傷 部品調達が滞る

トヨタが17日、グループ企業を含めた6工場で、稼働を停止していることが明らかになった。

【画像】意外に狭い トヨタ・ミライのトランク【パッケージ調査】 全32枚

これは、同社の仕入先となる自動車ばねメーカー「中央発條」の工場で爆発事故が発生したことにより、部品の調達に影響が出ているための対応。

詳細画像はこちら
トヨタ・ミライの水素タンクを固定するばね、サスペンションのばねも中央発條の製品。    トヨタ

16日12時15分ごろ、中央発條の藤岡工場(第4工場)において、設備の一部で爆発が発生し、2名が怪我をしている。

中央発條は「近隣の皆様をはじめ関係者の皆様には、ご心配と不安をおかけし、心よりお詫び申し上げます。従業員の被害については、怪我をされた方が2名おりましたが、1名は軽傷のため社内での応急措置、1名につきましては確認のため病院で診断、処置を受けました。設備被害につきましては、事故が発生した乾燥炉および建屋の一部が損傷しております」と状況を説明。

「原因につきましては、現在消防および警察と協力し鋭意調査中でございます。今後、早急な原因究明と再発防止策を徹底していくとともに、早期復旧をはかり、地域の皆様やお客様にご心配・ご迷惑をおかけしないように全力を尽くし努めてまいります」と、リリースを通じて発表している。


トヨタ、17日に6工場で稼働停止 ばねメーカーの爆発事故が影響