寒かったでしょうに……。

「カングージャンボリー」で披露

ルノーの大人気ミニバン「カングー」の7人乗り仕様が日本へ投入されるかもしれません。2023年10月15日に山中湖で開催されたファンイベント「カングージャンボリー」にて、3列シートモデル「グラン カングー」がサプライズで日本初披露されました。

全国から「カングー」が集結するカングージャンボリーは、今年で15回目(オンライン開催含む)。あいにく本降りの雨となりましたが、1502台のカングーが来場したそう。このイベントはカングーのファンイベントとしては世界最大規模になっているそうです。

3列シート仕様のグラン カングーは、9月にドイツのIAAショーで披露されたばかりのモデル。フランスルノー本社から来たハインツ・ユルゲン・レーヴ上級副社長は、2列シートモデルに加え、「たくさんの人やたくさんの荷物を積むことができる3列シートモデルをラインアップすることで、日本のお客様の期待に応えたい」と話しました。

欧州ミニバンをめぐっては、日本で人気を得たカングーのライバルとして、ステランティスがシトロエン「ベルランゴ」、プジョーリフター」、フィアット「ドブロ」の3兄弟車を投入し、それぞれに3列シート仕様を用意しています。カングーの3列モデル投入となれば、その競争を激化させそうです。

なお、グラン カングーは欧州では2023年末に注文を開始し、24年初めから納入される予定です。

3列7人乗り「グラン カングー」のイメージ(画像:ルノー)。