ワルツ王”とも称されるヨハンシュトラウスII世が作曲したオペレッタこうもり』が、12月に新国立劇場 オペラパレスで上演される。

本作はシュトラウスの最高傑作のひとつで、次々に繰り出される美しいワルツポルカ、小粋な風刺やユーモアが最高の音楽劇だ。ウィーンの年末年始の風物詩としてもおなじみで、今年は東京の年末に登場する。

演出は、ウィーン宮廷歌手の名テノール、ハインツ・ツェドニク。アール・デコ調の華やかな舞台美術・衣裳も大きな見どころで、金色に輝く幾何学模様や、日本の美感を取り入れた優雅で官能的なラインの衣裳など、クリムトを彷彿させるデザインが随所に盛り込まれている。指揮はオーストリア出身でジャズピアノなど多才ぶりを発揮する若手パトリック・ハーンが務める。

本作は、美しい音楽が満載で、オペラ初心者や家族連れでも楽しめる内容になっている。

新国立劇場2023/2024シーズン オペラ
ヨハン・シュトラウスII世
こうもり 全3幕

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2346192

12月6日(水) 19:00
12月9日(土) 14:00
12月10日(日) 14:00
12月12日(火) 14:00
新国立劇場 オペラパレス
ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付
※予定上演時間 約3時間(休憩含む)

揮 パトリック・ハーン
演出 ハインツ・ツェドニク
美術・衣裳 オラフ・ツォンベック
振付 マリア・ルイーズ・ヤスカ
照明 立田雄士
再演演出 澤田 康子
再演振付 石井清子
舞台監督 髙橋尚史

ガブリエル・フォン・ アイゼンシュタイン ジョナサン・マクガヴァン
ロザリンデ エレオノーレ・マルグエッレ
フランク ヘンリー・ワディントン
オルロフスキー公爵 タマラ・グーラ
アルフレード 伊藤達人
ファルケ博士 トーマス・タツル
アデーレ シェシュティン・アヴェモ
ブリント博士 青地英幸
フロッシュ ホルストラムネ
イーダ 伊藤 晴

合唱指揮 三澤洋史
合唱 新国立劇場合唱団
バレエ 東京シティ・バレエ
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督 大野和士

https://www .nntt.jac.go.jp/opera/

2018年公演より (C)寺司正彦