ベンフィカアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(35)が、コパ・アメリカ2024を最後に代表を引退する見込みだ。

リオネル・メッシセルヒオ・アグエロらと共にアルゼンチンの黄金世代に属するディ・マリアは、2007年のFIFA U-20ワールドカップ、2008年の北京オリンピック優勝というアンダー世代の活躍を引っ提げ、2008年9月に行われたパラグアイ代表戦でA代表デビュー。

以降、ここまで通算134試合に出場し、29ゴールを記録。コパ・アメリカ2021、フィナリッシマ、カタールワールドカップ(W杯)と直近の3つの主要タイトル獲得に貢献した。

今回のインターナショナルマッチウィークでは招集外も、今夏復帰したベンフィカでは公式戦9試合6ゴール2アシストを記録するなど健在ぶりを発揮しているベテランMFだが、来年6月にアメリカで開催されるコパ・アメリカを最後にアルビセレステでのキャリアを終える決断を下した。

アルゼンチンのラジオ番組『TODO PASA』に出演したディ・マリアは、「僕はベンフィカに加入し、それが代表チームで継続して良いレベルでプレーするチャンスを与えてくれた。コパ・アメリカには参加したいと思っているけど、それが僕にとって最後の(大会)になる」と、同大会後に代表キャリアを終える意向を示した。