●『一風堂』の看板ラーメン3種がリニューアル。早速何が変わったのか調査してみた

 今や世界中のラーメンファンにその名を知られるようになった大人気ラーメンチェーン『博多一風堂』。濃厚でまろやかな味わいのとんこつスープとパツパツ食感の風味豊かな麺の組み合わせに、すっかり魅入られているという方も多いのではないでしょうか。

 そんな『一風堂』の人気を支える看板ラーメン「白丸元味(しろまるもとあじ)」と「赤丸新味(あかまるしんあじ)」、「からか麺」の3品が、約8年ぶりとなる大幅リニューアルを敢行! 創業38周年記念日の10月16日より順次、新たな仕様で提供されることになりました。ベースとなるスープの美味しさはそのままに、麺とかえし、チャーシュー等の具材を、3品それぞれのラーメンが持っている個性に合わせてブラッシュアップ。より一層、美味しい味わいを楽しめる一杯へと生まれ変わります。

「白丸元味」

「白丸元味」850円(通常トッピング) ※写真は「極 白丸元味」(※価格は全て税込)
「白丸元味」850円(通常トッピング) ※写真は「極 白丸元味」(※価格は全て税込)

『一風堂』ラーメンの基本にして王道の「白丸元味」は、麺の太さを従来の切刃26番から少し太めの仕上がりとなる切刃22番に変更。サクッと歯切れのよい食感を備えた細麺に変わります。また、具材の主役となるチャーシューも従来のバラ肉&肩ロースチャーシューから一新。塩こうじ低温調理で仕上げた柔らかで旨みたっぷりのロースチャーシュー2枚となり、「白丸」の特徴である優しくてまろやかな味わいをしっかりとまとめます。

「赤丸新味」

「赤丸新味」980円(通常トッピング) ※写真は「極 赤丸新味」
「赤丸新味」980円(通常トッピング) ※写真は「極 赤丸新味」

「赤丸新味」は、ガーリックを効かせた香油と特製の辛味噌を深みのあるとんこつスープに溶かしながらいただくスタイルはそのままに、小麦が香る風味豊かな切刃20番の中細ストレート麺を採用。チャーシューはこちらもバラ&カタチャーシューから濃厚なスープに一層マッチする一枚肉の厚切りバラチャーシューへ変わり、美味しさとともにボリューム感も備えた一杯になりました。

「からか麺」

「からか麺」1050円(通常トッピング) ※写真は「極 からか麺」
「からか麺」1050円(通常トッピング) ※写真は「極 からか麺」

「からか麺」は、従来の担々麺風スタイルから大きくシフトチェンジ。麻辣とスパイスを効かせた専用の旨から肉味噌をどさっと乗せ、水菜と白ネギを添えたた一杯となりました。「赤丸新味」と同じ切刃20番の麺がパンチの効いたスープをしっかりと受け止め、旨辛仕様のとんこつスープと新たに加わった厚切りバラチャーシューが、新たな美味しさと充実のボリューム感を演出します。

シンプルからバリ盛りまで! トッピングも大幅にリニューアル

トッピングの内容
トッピングの内容

 今回のリニューアルに合わせて、トッピングも従前のものから内容を一部リニューアル。新たに「シンプル」「極」「バリ盛」が加わった他、追加チャーシューが従来の4枚から「低温調理ロースチャーシュー2枚」(200円)と「厚切りバラチャーシュー1枚」(200円)に変わるなど、より自分好みのチョイスができるようになりました。

まとめ

 今回のリニューアルは、全国の『一風堂』店舗を5つのブロックに分け、10月16日を皮切りに来年1月16日までのスケジュールで順次行われる予定で、一部店舗では引き続き従来メニューが提供されるなど、新たなテイストと従来のテイストが併存する形となります。新味と旧味を食べ比べたり、新味or旧味を求めての遠征もできるなど、一風堂ファンはもちろんのことラーメン好きの方にとっても、嬉しい切り替わり方といえるかもしれませんね。

 なお、リニューアルのスケジュール及び対象店舗など、詳細は『博多一風堂』公式サイトにて公開されていますので、忘れずにチェックしてからお店に向かってくださいね!

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