「日清カップヌードル」の特徴といえば、中に入っている人気のかやく「謎肉」。

 この「謎肉」を使って牛丼を食べてみたい……そんな願いを叶えた新商品が10月9日に登場。その名も「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」。

 カップヌードルだと言い張っていますが、牛丼なんです。ややこしいですね、早速食べてみます。

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■ カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼とは

 「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」(330円:税別)は、「牛丼」の味わいを、「牛謎肉」を使って再現したという日清の意欲作。

 カップヌードルなのか、牛丼なのか、どっちなんだーい!と、そのへんがよくわからない「ややこしい」商品ではありますが、その辺気になるので食べて確認します。

■ カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼の成分

 成分表を見てみると、名称の欄には「即席カップライス」と記されています。そして原材料をチェックすると、粉末しょうゆや、牛脂などが書かれています。この辺の調味料は、一般的なすき焼きの作り方とかわりませんね。

 特筆すべきは、人気具材「謎肉」が、カップヌードルだと「味付豚ミンチ」となっているところ、今回「すき焼き」なので、牛謎肉とされており、「味付牛ミンチ」となっていました。この辺は「すき焼き」らしさを追求して、豚ではなく牛を採用した結果なのでしょう。

 カロリーは476kcal。牛丼と聞いて身構えてしそうではありますが、なんと500kcal以下と言う低カロリーぶりはちょっと意外。腹持ちも良さそうだし、これは今後リピ確定か。

■ 作り方は簡単、お湯をそそいで5分

 中身は、別商品の「日清カレーメシ」と同様、サラサラのお米と、豆腐や謎肉などのかやくが、入っていました。特にお湯を捨てるなどの面倒な工程は一切なし。

 では、お湯を注いで作っていきます。この状態で5分待つと……

 出来上がりです。軽くスプーンでまぜたところ、やはりカレーメシと同じ感触。

■ 完成したので食べてみる

 最後に付属の「すき焼き風特製たれ」を入れて、まぜて完成。謎肉もゴロっとしていて非常に美味しそうですね。

 そして見た目はというと……「カップライス」の宿命といいますか、どうしてもディストピア飯っぽさが漂っています。まぁでも、見慣れているかいないかの問題だけなので、前向きに考えSFチックでかっこいい!と思うことにします。

 では、食べて行きます。

 うん、あー、なるほどトロッとしたライスの「カレーメシ」の食感ではあるのですが、味は完全にすき焼きですね。カップヌードルでも牛丼でもなく、すき焼き。「すき焼き風」とあるとおり、味わいはすき焼きよりやや薄味な「牛丼」よりも、すき焼き側に寄せているのでしょう。

 すき焼きの独特の香ばしい「しょうゆ」の風味そして、甘辛い玉ねぎの味わいが非常に豊か。すき焼きのタレにご飯をいれて、「雑炊」にするとこんな感じなんだろうな、と言う味。

 そして、謎肉がいいアクセントになっており、通常のカップヌードルと舌触りは同じですが、噛むと「牛肉」の香りと味が口の中に広がります。やっぱりすき焼きは「牛肉」が入ってナンボですからね。

 しかもこの商品「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」と言うネーミングですので、「謎肉」がもしかしたら主役と言っても過言ではないのかもしれません。

■ 「生卵」を入れてアレンジしてみた

 さて、先程から横でチラチラ写っていた「生卵」ですが、こちらも入れていきたいと思います。

 「すき焼き」といえばやっぱり「生卵」につけて食べる。これが定石なわけで、この味わいに仕上げないと「すき焼き」は完成しないと考えます。ということで「生卵」をドボン。※本当に絵面が微妙で申し訳ない。

 そして、勢いよく混ぜて食べる!

 うまい!

 「雑炊」のまろやかさが一気にまして、より「すき焼き感」を感じられるようになりました。ただ、卵は生より少し加熱した方がよかったかも。そこはアレンジする上での反省点でした。

 しかしながら、あっという間に「ペロリ」。ごちそうさまです。

 「カップライス」といえば「カレーメシ」「ハヤシメシ」などがありますが、この純和風な「雑炊系」のカップライスは、今後のスタンダードになるかも?そんな気がしました。

<参考>
「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」

たまちゃん

存在自体がナゾすぎる「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」はカップヌードル?牛丼?どっちなんだーい!