スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2023年9月21日(木)から9月25日(月)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全ユーザーを対象に、「おこづかいの使い道に関する調査」を実施、4,406名から回答を得ましたのでご報告いたします。

Studyplusトレンド研究所では2023年8月に「おこづかいに関する調査」を実施し、中高生約3,000名のおこづかい・貯金・キャッシュレス等に関する事情を発表しました。

 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20230829

今回は、中高生が実際におこづかいを使う際に、どんな価値基準を持っているのかを探るために、二択形式で8つの質問を行いました。また世代間のギャップにも注目するために、調査対象を「Studyplus」の全ユーザーとしました。「Z世代」「X・Y世代」での比較を行ったほか、さらに細分化した世代別の差異も比較しました。

本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。

 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231018

◆本調査の概要

  • 調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(全年齢対象)

  • 回答者  : 4,406名

  • 調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

  • 調査時期 : 2023年9月21日9月25日

※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

※本リリースにおいて、以下の通り世代を定義しました。

 「Z世代」と「X・Y世代」の定義は以下の通り。

 「Z世代」と「X・Y世代」をより詳細に区分した定義は以下の通り。

■ 「おこづかいの使い道に関する調査」

【調査項目1.】

・同じ飲み物、同じ量。ペットボトルと紙パックならどっち買う?

【回答1.】

Z世代の方がペットボトル派の割合が多い。Z世代の中でも、高校生・大学生と中学生でペットボトル派の割合が異なる結果に。



【調査項目2.】

・新商品 VS おなじみ商品の新フレーバー、どっちを買う?

【回答2.】

・全体的には既存商品の新味が優勢な傾向だが、Z世代の親世代以上になると回答が拮抗する結果。



【調査項目3.】

・友達とおそろいの色違い派?被りたくない個性派?

【回答3.】

Z世代は「友達とおそろいの色違い派」、X・Y世代は「被りたくない個性派」が多数派。世代が上がるにつれ、人と被らないものを探したくなる傾向あり。


【調査項目4.】

・すぐ手に入る定価の新品?中古がないか探してみる?

【回答4.】

Z世代の方が新品派が多い。

・自由に使えるお金とは反比例した新品/中古の結果に。

フリマアプリやネットオークションの使用など、利用可能な範囲の差も関係か?

【調査項目5.】

・推しコラボ!嬉しいのはアパレル?お菓子?

【回答5.】

Z世代ではアパレルとお菓子が拮抗するが、X・Y世代ではお菓子がやや優勢となる。

Z世代の中でも、大学生・社会人ではアパレルを選ぶ割合が大きくなる。


【調査項目6.】

・ネットで一目惚れ商品!通販サイトの写真だけでも買う?実物を見てから買う?

【回答6.】

Z世代ではネットとリアルが拮抗するが、X・Y世代ではネットショッピングがやや優勢となる。


【調査項目7.】

・メイド・イン…!なるべく国産?気にしない?

【回答7.】

X・Y世代では「国産派」と「気にしない派」が拮抗するが、Z世代では「気にしない派」が優勢となる。

Z世代は全体的に「気にしない派」、ロスジェネ世代・Z世代の親世代は「なるべく国産派」が多数派に。


【調査項目8.】

・あこがれるのは…!みんなでワイワイ卒業旅行?ちょっとドキドキの一人旅

【回答8.】

X・Y世代では「ちょっとドキドキの一人旅派」、Z世代では「ワイワイ卒業旅行派」が多数派。

Z世代のなかでも大学生・社会人では「一人旅」を選ぶ割合が大きくなる。X・Y世代のなかでもロスジェネ世代では「ワイワイ卒業旅行」を選ぶ割合が大きくなる。


■ Studyplusトレンド研究所 調査所感

今回の調査では、3つの特徴的な結果が得られました。

1つ目が、中高生の “友人” を軸にした消費行動です。中高生は「友達と色違いのお揃い派」「みんなでワイワイ卒業旅行」といった友人関係を中心としたものを好み、大学生以降になると歳を重ねるにつれて「他の人と被りたくない」「ドキドキの一人旅」を好む割合が徐々に高まる傾向が見られました。

学校や放課後に同級生と多くの時間を過ごす中高生にとっては、 “友人” の影響度が非常に高いことがわかる結果なのではないでしょうか。Instagramではファッション関係で「#お揃いコーデ」「#双子コーデ」といったハッシュタグが人気であり、中高生の投稿も多く見られます。

2つ目は、「新品 or 中古品」の調査項目における、中高生含むZ世代では「新品」が多数派という結果です。こちらの調査でも、年齢とともに徐々に「中古品」の割合が高まっています。Studyplusトレンド研究所で2023年8月に実施した「おこづかいに関する調査」では、ネットフリマオークションサービスを「よく使っている」割合が中高生では1割程度という結果もあり、年代ごとのネットサービスの普及率や利用可能な範囲の差も、影響しているのかもしれません。

3つ目は、「国産派 or 気にしない派」の結果です。Z世代が平均的に「気にしない」を選んでいる一方で、ロスジェネ世代・Z世代の親世代は「なるべく国産派」が明確に多数派となりました。消費行動の幅の違いもあると思いますが、若い年齢ほど産地へのこだわりは薄いようです。

本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。

 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231018

■学習管理アプリ「Studyplus」 概要

「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。 

ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。

累計会員数800万人以上、大学受験生の2人に1人が利用しています。https://www.studyplus.jp/

※アプリダウンロードURL

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049

Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app

■「Studyplusトレンド研究所」 概要

「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。

若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。

https://www.trend-lab.studyplus.jp/


スタディプラス株式会社 概要

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階

  • 代表取締役:廣瀬高志

  • 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の運営

  • 設立:2010年5月20日

配信元企業:スタディプラス株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ