ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(社長:安井宏一)は、新潟県を中心に食品スーパーや宅配事業を展開する株式会社オーシャンシステム(本社:新潟県三条市、社長:樋口勝人、以下オーシャンシステム)の協力を得て、プリンターリモート印刷【※】機能を用いた広告の配信サービスの実証実験を11月1日より開始する。

ブラザーはこのたび、オーシャンシステムの協力を得て、新潟県下でモニターとなる約100世帯に、11月1日から約6週間、遠隔からのリモート印刷ができるブラザープリンターを貸与・設置して、オーシャンシステムが運営する宅配事業に関するチラシデータを配信する実証実験を行う。モニターは、貸与されたプリンターから自動で印刷されるチラシを閲覧することができる。実証実験では、配信したチラシの内容とモニターの購買データを紐付けた態度変容調査と、アンケートによる受容性調査を行う。あわせて、配信に適した広告コンテンツの検証や、システム稼働の安定性などを検証する。

ブラザーは、今回の実証実験を通じてプリンティング技術を活用した新たなビジネスモデルの可能性を探求していくとしている。

  • 実証実験に関するプロモーション動画

実証実験のコンセプトを動画で視聴できる。(https://youtu.be/IgGQuN52Mgo?si=k_8BMnqDE0jGDiOb

実証実験に協力するオーシャンシステムは、自社事業の宣伝に、チラシや自社が開発・運用するショッピングアプリ「OM Channel(オム チャンネル)」を活用している。ブラザーが実証実験にあたり事前に行ったヒアリングオーシャンシステムから、チラシは「OM Channel」と比較するとタイムリーな情報発信が難しく、加えて、新聞折り込みチラシにおいては、新聞購読者の減少によりリーチできる世帯数が減少していることが課題になっていることが伝えられた。また、「OM Channel」を利用している顧客からは、スマホの画面では、チラシと比較して情報が見づらいという意見があることも伝えられた。その点を踏まえ、ブラザーは事業者、顧客双方のボトルネックを解消すべく、ブラザーリモート印刷機能を活用した解決策を検討し、その実効性を確認するために実証実験を行うことになった。

「食×デジタルテクノロジーで次の食文化をつくりだす」

オーシャンシステムは開発拠点を新潟に構え、スーパーマーケットの運営や食材宅配、お弁当の配達など「食」にまつわる多様なサービスを全国展開しています。

2021年から運用を始めたオーシャンDX構想やモバイルアプリ「OM Channel」によって、ビジネス環境が一新します。

これまで得意としてきた食をつなげる取り組みにデジタルというスパイスを加えることで、リアルとネットの融合にラストワンマイルの物流を重ね、お客様に”無限の買い物体験”をご提案します。

オーシャンシステム

https://www.ocean-system.com/

【※】リモート印刷とは、インターネットを通じて遠隔にあるプリンターに印刷指示を行い、印刷することです。この実証実験では、プリンターに割り当てられたE メールアドレスに、画像ファイルを添付したE メールを送ることで、添付した画像を印刷できる「E メールプリント機能」を使用します。

配信元企業:ブラザー工業株式会社

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