約6.2インチディスプレーの「Google Pixel 8」(写真左中)、約6.7インチディスプレーの「Google Pixel 8 Pro」(写真右中)。Pixel 8 Proのカメラは光学5倍、さらにGoogleが得意とするAI技術を活用した30倍の「超解像ズーム」を搭載するモンスタースペック! 「Google Pixel Buds Pro」(2万8200円・写真左)の新色、「Google Pixel Watch 2」(5万1800円・写真右)もスマホと同時に発売
約6.2インチディスプレーの「Google Pixel 8」(写真左中)、約6.7インチディスプレーの「Google Pixel 8 Pro」(写真右中)。Pixel 8 Proのカメラは光学5倍、さらにGoogleが得意とするAI技術を活用した30倍の「超解像ズーム」を搭載するモンスタースペック! 「Google Pixel Buds Pro」(2万8200円・写真左)の新色、「Google Pixel Watch 2」(5万1800円・写真右)もスマホと同時に発売

近年、シェアを拡大しつつあるAndroid端末。今年も各社から新機種が投入されたが、キャリアの端末購入プログラムでお得に購入する方法や、そのスペックをITジャーナリストの法林岳之(ほうりんたかゆき)さんに解説してもらいます!

「Google Pixel 8」の価格比較表や最新機種

■端末購入プログラムでPixelが安い理由は?

まずは、発表と同時にSNSでトレンド入りもした「Google Pixel 8(128GB)」。こちらは、auの端末購入プログラムの機種変だと、定価10万1400円がいきなりアンダー3万円に!! これ、どーいうことですか?

法林 Pixel 8シリーズのウリとして【7年間のOSアップデート対応】があります。つまり、破損しなければ7年間は使い続けられる端末なのです。これはキャリア的にもメリットが大きく、ユーザーが24ヵ月間の利用した端末をキャリアが回収して中古市場に流通させても十分に値がつくのです。

端末の値引きに関しては総務省のルールがありますが、端末の下取りに関してはグレーゾーン。なので、auはこのような思い切った価格にしているのでしょう。

Google直販は金利0%の分割払い、優秀な下取り、さらにストアクレジットに注目! Googleも金利0%の12回分割払いを導入。さらに、例えばPixel 8を購入した場合なら『Googleストア』で利用できる3万円相当のストアクレジット(1年間有効)をプレゼント。下取りも優秀でiPhone 13なら最大で6万円の金額に!
Google直販は金利0%の分割払い、優秀な下取り、さらにストアクレジットに注目! Googleも金利0%の12回分割払いを導入。さらに、例えばPixel 8を購入した場合なら『Googleストア』で利用できる3万円相当のストアクレジット(1年間有効)をプレゼント。下取りも優秀でiPhone 13なら最大で6万円の金額に!


――そんなPixel 8シリーズの推しポイントは?

法林 撮影した写真の邪魔なものを消せる機能「消しゴムマジック」が人気ですが、さらに多機能な編集を行なえる「編集マジック」機能も実装されました。iPhoneシリーズと比較しても、ゲームや各種アプリの動作でストレスを感じることもありません。それもあって、3キャリア共に"主力端末"となってきています。

また、Googleも直販を行なっており、こちらも旧端末の下取り金額が高く、長く使うユーザーにはメリットが大きいです。

Pixelシリーズの写真機能が神進化! Pixelシリーズでウリになっているのが、撮影した画像に邪魔な部分を指でなぞって即削除できる「消しゴムマジック」機能。その進化版の「編集マジック」は、消すだけでなくサイズや位置の変更、さらに各種合成など機能が大向上(写真右上下)。カメラアプリもUIが再設計されて写真・動画の切り替え、ズーム設定などがより快適に進化(写真左)
Pixelシリーズの写真機能が神進化! Pixelシリーズでウリになっているのが、撮影した画像に邪魔な部分を指でなぞって即削除できる「消しゴムマジック」機能。その進化版の「編集マジック」は、消すだけでなくサイズや位置の変更、さらに各種合成など機能が大向上(写真右上下)。カメラアプリもUIが再設計されて写真・動画の切り替え、ズーム設定などがより快適に進化(写真左)

――シャープも新端末を発表しましたね。

法林 「AQUOS sense 8」は重量約159gと軽量な万能端末です。実はシャープライカカメラ社と協業しており、カメラ性能もその技術がフィードバックされています。ドコモの実質負担金額は3万8390円になります。より高性能な撮影性能を求めるなら、ライカカメラ社が監修したカメラを搭載する「AQUOS R8」(実質負担金額7万3810円)も用意されています。

AQUOS sense8(シャープ[11月以降発売予定]) 【NTTドコモ】6万2150円(一括)/いつでもカエドキプログラム:3万8390円(初回1672円+1669円×22回) 【au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQモバイル、Ymobile】価格未発表 ●本体重量約159g、横幅約71㎜という軽量でコンパクトなスマホ。とにかく片手操作が楽ちんで、文字入力や各種撮影などの日常利用が快適すぎ! ディスプレーサイズは約6.1インチでエンタメも存分に楽しめます
AQUOS sense8(シャープ[11月以降発売予定]) 【NTTドコモ】6万2150円(一括)/いつでもカエドキプログラム:3万8390円(初回1672円+1669円×22回) 【au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQモバイル、Ymobile】価格未発表 ●本体重量約159g、横幅約71㎜という軽量でコンパクトなスマホ。とにかく片手操作が楽ちんで、文字入力や各種撮影などの日常利用が快適すぎ! ディスプレーサイズは約6.1インチでエンタメも存分に楽しめます

AQUOS R8(シャープ) 【NTTドコモ】13万5850円(一括)/いつでもカエドキプログラム:7万3810円(初回3212円+3209円×22回) 【SIMフリー】13万9700円(メーカー直販) ●ディスプレーは約6.39インチで、重量約179g。日常使いはもちろん、写真性能を重視したハイエンド端末で、カメラ部分はライカカメラ社が監修。人物から料理まで絶妙なボケ味の撮影が可能。独自の「放熱設計サーモマネジメントシステム」を搭載し、長時間のゲームプレイでも本体の発熱を抑えられるのも特徴です!
AQUOS R8(シャープ) 【NTTドコモ】13万5850円(一括)/いつでもカエドキプログラム:7万3810円(初回3212円+3209円×22回) 【SIMフリー】13万9700円(メーカー直販) ●ディスプレーは約6.39インチで、重量約179g。日常使いはもちろん、写真性能を重視したハイエンド端末で、カメラ部分はライカカメラ社が監修。人物から料理まで絶妙なボケ味の撮影が可能。独自の「放熱設計サーモマネジメントシステム」を搭載し、長時間のゲームプレイでも本体の発熱を抑えられるのも特徴です!

――話題のフォルダブルスマホはどうでしょうか?

法林 最新の「Galaxy Z Fold5」はドコモ、au共に20万円を超えますが、このような端末こそ購入プログラムを利用すべきでしょう。例えば、ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」なら9万6943円で利用できます。フォルダブルスマホは昨年のモデルが大幅値引きされるケースが多く、実はそれも狙い目です。

フォルダブルはモトローラからも発売され、良い端末なんですが、価格的にもまだまだ一般ユーザーにはアピール不足な印象です。

Galaxy Z Flip5(サムスン電子ジャパン) 【NTTドコモ】16万820円(一括)/いつでもカエドキプログラム:8万1620円(初回3564円+3548円×22回) 【au】14万8800円(一括)/スマホトクするプログラム:7万7070円(初回3370円+3350円×22回) ●最新の韓国ドラマに登場することの多い縦折り型のフォルダブルスマホ。展開した状態のメインディスプレーは約6.7インチ、さらに本体表面に3.4インチのフレックスウィンドウが搭載され、こちらでは各種ウィジェットの操作や文章入
Galaxy Z Flip5(サムスン電子ジャパン) 【NTTドコモ】16万820円(一括)/いつでもカエドキプログラム:8万1620円(初回3564円+3548円×22回) 【au】14万8800円(一括)/スマホトクするプログラム:7万7070円(初回3370円+3350円×22回) ●最新の韓国ドラマに登場することの多い縦折り型のフォルダブルスマホ。展開した状態のメインディスプレーは約6.7インチ、さらに本体表面に3.4インチのフレックスウィンドウが搭載され、こちらでは各種ウィジェットの操作や文章入
Galaxy Z Fold5(サムスン電子ジャパン) 【NTTドコモ】25万7400円(一括)/いつでもカエドキプログラム:14万7840円(初回6446円+6427円×22回) 【au】23万7160円(一括)/スマホトクするプログラム:14万2160円(初回6200円+6180円×22回)*すべて通常モデルの価格です ●本体を展開すると約7.6インチディスプレーとほぼほぼタブレットな端末で、ゲームや動画だけでなくSNSのタイムライン閲覧も超快適。本体表面には約6.2インチのディスプレーも搭載され、閉じ
Galaxy Z Fold5(サムスン電子ジャパン) 【NTTドコモ】25万7400円(一括)/いつでもカエドキプログラム:14万7840円(初回6446円+6427円×22回) 【au】23万7160円(一括)/スマホトクするプログラム:14万2160円(初回6200円+6180円×22回)*すべて通常モデルの価格です ●本体を展開すると約7.6インチディスプレーとほぼほぼタブレットな端末で、ゲームや動画だけでなくSNSのタイムライン閲覧も超快適。本体表面には約6.2インチのディスプレーも搭載され、閉じ
motorola razr 40 ultra(モトローラ・モビリティ・ジャパン) 15万5800円 ●展開した状態のメインディスプレーは約6.9インチの大画面! 本体表側のサブディスプレーは約3.6インチで、こちらに各種アプリの操作やコード決済のバーコードの表示もOK!
motorola razr 40 ultra(モトローラ・モビリティ・ジャパン) 15万5800円 ●展開した状態のメインディスプレーは約6.9インチの大画面! 本体表側のサブディスプレーは約3.6インチで、こちらに各種アプリの操作やコード決済のバーコードの表示もOK!

――最近、不況報道の多い中国メーカーの新スマホは?

法林 OPPOシャオミ共に急速充電に力を入れており、ソフトバンクから新モデルが発売されます。特にOPPOの「OPPO Reno10 Pro 5G」は【実質負担金額】が2万2008円と価格面でも攻めた新端末になっています。また、台湾メーカーのASUSの「Zenfone 10」(9万9800円~)は、"小型のフラッグシップ端末"という独自路線が注目されています。

OPPO Reno10 Pro 5G(オウガ・ジャパン)【ソフトバンク】8万640円(一括)/新トクするサポート:2万2008円(917円×24回) 【SIMフリー】8万6800円(直販価格) ●こちらは4600mAhのバッテリーを約28分でフル充電。たった5分間の充電でも約3.2時間の動画視聴ができる驚異のバッテリー性能を実現! ディスプレーサイズは約6.7インチ
OPPO Reno10 Pro 5G(オウガ・ジャパン)【ソフトバンク】8万640円(一括)/新トクするサポート:2万2008円(917円×24回) 【SIMフリー】8万6800円(直販価格) ●こちらは4600mAhのバッテリーを約28分でフル充電。たった5分間の充電でも約3.2時間の動画視聴ができる驚異のバッテリー性能を実現! ディスプレーサイズは約6.7インチ
Xiaomi 13T Pro(シャオミ[12月上旬発売予定])【ソフトバンク】価格未発表 【SIMフリー】価格未発表 ●5000mAhの大容量バッテリーを19分でフル充電可能。8K動画撮影や映える夜景を簡単に撮影できるウルトラナイトモードを搭載した最新端末。ディスプレーサイズは約6.7インチでエンタメもはかどります!
Xiaomi 13T Pro(シャオミ[12月上旬発売予定])【ソフトバンク】価格未発表 【SIMフリー】価格未発表 ●5000mAhの大容量バッテリーを19分でフル充電可能。8K動画撮影や映える夜景を簡単に撮影できるウルトラナイトモードを搭載した最新端末。ディスプレーサイズは約6.7インチでエンタメもはかどります!
Zenfone 10(ASUS JAPAN) 9万9800円~ ●ディスプレーは約5.9インチで、横幅約68.1㎜、重量約172g。このサイズに最強のチップセット「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載する、唯一無二の小型フラッグシップ端末
Zenfone 10(ASUS JAPAN) 9万9800円~ ●ディスプレーは約5.9インチで、横幅約68.1㎜、重量約172g。このサイズに最強のチップセット「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載する、唯一無二の小型フラッグシップ端末

――では、最後にキャリアの料金プランで注目は?

法林 auの「auマネ活プラン」は、au PAYやau金融商品と連携してポイント還元がアップするプランで、古くからポイントや金融に力を入れてきたauならではのプランといえるでしょう。さらにauはシャオミ製のスマートテレビの販売も開始しました。この販売方式はauの得意とする動画サブスクとの組み合わせなどで注目しています。

――新端末の購入時は、各キャリアの新料金プランのチェックも忘れずに!
【ソフトバンク】PayPayの還元率がアップする新料金プラン「ペイトク」を導入。PayPayでの買い物(残高/クレジット)が最大で「15%還元(上限月4000円/2024年2月20日まで)」されるお得な新プランです! 【au】「auマネ活プラン」は、auが提供するクレカや金融サービスとひもづけて特典満載なのが特徴。例えば、au PAYゴールドカードのユーザーなら、「通信料合計最大20%還元(12ヵ月)」の神特典も! 【NTTドコモ】ドコモは新しい端末購入プログラムとなる「いつでもカエドキプログラム+」をス
【ソフトバンク】PayPayの還元率がアップする新料金プラン「ペイトク」を導入。PayPayでの買い物(残高/クレジット)が最大で「15%還元(上限月4000円/2024年2月20日まで)」されるお得な新プランです! 【au】「auマネ活プラン」は、auが提供するクレカや金融サービスとひもづけて特典満載なのが特徴。例えば、au PAYゴールドカードのユーザーなら、「通信料合計最大20%還元(12ヵ月)」の神特典も! 【NTTドコモ】ドコモは新しい端末購入プログラムとなる「いつでもカエドキプログラム+」をス

取材・文/直井裕太 写真/法林岳之

約6.2インチディスプレーの「Google Pixel 8」(写真左中)、約6.7インチディスプレーの「Google Pixel 8 Pro」(写真右中)。Pixel 8 Proのカメラは光学5倍、さらにGoogleが得意とするAI技術を活用した30倍の「超解像ズーム」を搭載するモンスタースペック! 「Google Pixel Buds Pro」(2万8200円・写真左)の新色、「Google Pixel Watch 2」(5万1800円・写真右)もスマホと同時に発売