2024年1月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されるテレビアニメ『うる星やつら』第2期より、M・A・O桜井敏治三石琴乃の出演が発表された。それぞれ水乃小路飛鳥、水乃小路父、水乃小路母を演じる。

【動画】あたる目線の紹介PV! アニメ『うる星やつら』SPECIAL PV〜諸星あたるが愛した女性たち+その他〜

 『うる星やつら』は、今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー連載。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを全4クールに渡って、完全新作としてテレビアニメ化。第1期は2022年10月より2クール連続放送された。

 地球“最凶”の諸星あたると、宇宙から高校生舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム。2人の出会いからすべてが始まる。大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディー。

 主人公の“ダーリン”こと諸星あたる役を神谷浩史、ヒロイン・ラム役を上坂すみれ、三宅しのぶ役を内田真礼面堂終太郎役を宮野真守、チェリーこと錯乱坊役に高木渉サクラ役を沢城みゆき、ラン役を花澤香菜、レイ役を小西克幸、おユキ役を早見沙織、弁天役を石上静香が務める。さらに、テン役を悠木碧、藤波竜之介役を高垣彩陽、竜之介の父役を千葉繁が演じる。

 このたび、第2期より登場するキャラクターが初公開。M・A・O演じる水乃小路飛鳥は、梶裕貴演じる水乃小路飛麿の妹。15歳になるまで、父や兄を含む一切の男と触れ合うことがなく、甲冑をつけて暮らしていたため、男性への耐性が皆無であり、怪力の持ち主で、運動神経抜群という少女だ。M・A・Oはそんな飛鳥について「究極の箱入り娘で常識では測れないところがありますが、裏がない純真無垢な女の子なので、発した言葉が偽りないトーンで響くよう心がけて演じさせていただきました。甲冑姿での仕草や擬音もとても可愛らしいので、今回のアニメではどのように表現されるのか楽しみです!」とコメント。

 また、飛麿、飛鳥の父を演じるのは桜井敏治。桜井は「奥さん、飛鳥と息子とキャラが強い中、へのへのもへじ顔のお父さんだけど、クールというか、あまり個性を出さないように演じようと。空気みたいな存在になれればと思いました」と話す。さらに、2人の母を演じるのは三石琴乃。三石は「良家の妻であるけれど、ご覧の通り表情の変化がほとんどありません。その面白さや違和感をどうやってお芝居で表現しようか色々巡らせましたが、結局スタジオで出たとこ勝負でした(笑)」と語った。

 また、「テレビアニメ『うる星やつら』SPECIAL PV〜諸星あたるが愛した女性たち+その他〜」というユニークなタイトルが付けられたPVも公開。神谷浩史演じる諸星あたるが、丁寧に女性たちを紹介していく半面、“その他”である男性たちを適当に紹介していくという、あたるの、あたるによる、あたる目線の『うる星やつら』紹介PVとなっている。

 テレビアニメ『うる星やつら』第2期は、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて2024年1月放送開始。

 追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■水乃小路飛鳥役:M・A・O

――M・A・Oさんにとって「うる星やつら」とは?

 出会いがいつだったのかわからないぐらい自然と馴染みがあり、気がつけば「うる星やつら」という作品に触れ楽しませていただきました。アニメではキャラクターのビジュアルはもちろん、キュートな楽曲やSEに胸がときめきました。とにかくラムちゃんはじめ、登場する女の子たちが皆ユニークで憧れた思い出があります。

――飛鳥の魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。

 飛鳥ちゃんは可憐な乙女でありながら、驚異的な身体能力を持っているというギャップが魅力的だと感じました。あの特徴的な瞳や髪型、きょとんとした表情が本当に可愛らしいと思います。究極の箱入り娘で常識では測れないところがありますが、裏がない純真無垢な女の子なので、発した言葉が偽りないトーンで響くよう心がけて演じさせていただきました。甲冑姿での仕草や擬音もとても可愛らしいので、今回のアニメではどのように表現されるのか楽しみです!

■水乃小路父役:桜井敏治

――桜井さんにとって「うる星やつら」とは?

 原作が中学生の頃だったかな。少年サンデーで読んでから好きになった作品です。アニメは高校生の時だったけど、面白くて良く見ていました。

――水乃小路父の魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。

 奥さん、飛鳥と息子とキャラが強い中、へのへのもへじ顔のお父さんだけど、クールというか、あまり個性を出さないように演じようと。空気みたいな存在になれればと思いました。

■水乃小路母役:三石琴乃

――三石さんにとって「うる星やつら」とは?

 ぶっ飛びギャグアニメのパイオニア作品です。男子と女子の恋愛観の食い違いや本音を包み隠さない台詞の応酬で、テレビを見て驚愕しました(笑)。そしてハイテンションとスピードとエッチで目が離せないアニメですよね。

――水乃小路母の魅力と、その役を演じるにあたり大切にしたいこと、楽しみなことなど教えてください。

 良家の妻であるけれど、ご覧の通り表情の変化がほとんどありません。その面白さや違和感をどうやってお芝居で表現しようか色々巡らせましたが、結局スタジオで出たとこ勝負でした(笑)。

アニメ『うる星やつら』第2期より水乃小路飛鳥(CV:M・A・O) (C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会