一般社団法人福井環境研究開発は、若新雄純と現役高校生が“哲学”に挑戦する企画「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を9月17日(日)に開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

哲学は「考えることの楽しさ」を知ることができる学問です。「ざわザワ高校」は、高校生に哲学の楽しさを学んでもらい、海のように「とことん深く本質を考え抜く力」を身に着けてもらうことを目的に、6~11月までの6か月間で、福井県内の海沿いの施設を回り、月に1回開校しています。

  • イベント概要

・開催概要:「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~ #4」

・日 程 : 2023年9月17日(日) 13時~16時30分

・開催場所: 鷹巣小中学校(福井県福井市

・参加人数: 8人

・参 加 : 若新雄純(プロデューサー/慶應義塾大学 特任准教授)

       苫野一徳(熊本大学教育学部 准教授)

・カリキュラム:●ざわザワ高校 オリエンテーション

        ●苫野先生の紹介

        ●哲学に溺れる海の教室 

        ●放課後タイム

  • 第4回のテーマは「よいルール」。よいルールの本質って、なんだろう? 

第4回の、哲学するテーマは「よいルール」。単に「ルール」ではなく、「よいルール」という言葉に対して、参加高校生が持つイメージも様々でした。高校生たちが考える「よいルール」について、哲学思考からその「本質」に迫っていきます。

  • お互いの考えを共有し、みんなが納得する言葉を見つける「本質観取」

「よいルール」について、意見が出たところで、それらを分類し共通するキーワードをグループワークで探していきます。「みんなが納得することができないと、よいルールではない」「ルールを作る側と守る側の信頼関係は必要では」などの意見が飛び交います。その結果、たどり着いた”よいルール”の本質とは

  • 若新雄純さん、哲学講師 苫野先生からの講評

テーマである「よいルール」の本質にたどり着くため、意見を交わした高校生たち。講師の苫野先生からは「それぞれが自分の考える言葉を出して、みんなで作り上げた言葉だから納得できる。これからも考え続けてほしい。」との激励を頂きました。ざわザワ高校の委員長若新雄純さんからは、「哲学で本質を見つけるざわザワ高校も第4回を迎え、ザワ高生が日ごろから行動や言葉に疑問を持つようになったことは喜ばしい。哲学は表面的な使い方ではなく、良い悪いを自分で見分ける目を養えている。これからも哲学に溺れていこう」との講評がありました。

■第4回テーマは「よいルール」。高校生たちの本音の全てはYouTubeにて配信中!

 詳しくは、下記URLよりご覧ください。

30分版 【番組】ざわザワ高校#4(哲学×「よいルール」)231014 - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=DOjkj31YHPQ

福井テレビ YouTubeチャンネル 福井テレビチャンネル - YouTube

https://www.youtube.com/@fukuitv8ch/videos

  • 参加者からの声 

参加した高校生からは、「よいルールとは?と考える機会はこれまでなかった。改めてみんなと意見を交わすことで刺激になりました。」「これまでの哲学授業を受けて、結果だけを求めなくなった。寄り道をして自分との共通点も探して答えを求めるようになっている。」などの声をいただきました。

次回は、10月に小浜市の若狭湾青少年自然の家にて開催です。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人福井環境研究開発

URL:https://fukui.uminohi.jp/

活動内容  :北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発 では、海に親しみ、大切にする心を育てる運動を進めています。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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