産後のイメージ

結婚後、悩むことも少なくない義実家との関係。このほどSirabee編集部が行なった調査では、義理の家族とも支え合っている家庭も多くある現状が浮かび上がった。

 

■既婚者の4割超「義実家に助けてもらった」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の結婚経験者の男女461名を対象に「家事育児をする上で、義実家に助けられた経験」について調査したところ、全体で24.3%の人が「義実家にたくさん助けてもらった」と回答。

義実家に助けられた経験調査

また、「少しは助けてもらった」が20.4%、「あまりない」が13.2%、「全くない」が42.1%という結果に。

「たくさん助けてもらった」と「少しは助けてもらった」を合わせた、“義実家に助けてもらった経験者の割合”は44.7%にのぼる。

 

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■義両親からの「ひと言」に感謝

義実家に助けられた体験談でとくに目立ったのが、育児にまつわるもの。

30代男性は「子供がインフルエンザなどの病気で長期休みを余儀なくされた場合に、夫婦とも休めないことが多く、県を跨いでわざわざ来てもらい、しばらくみてもらった経験が何度もある」とコメント。

50代男性は「妻が出産したあとしばらく義母が家にいてくれた。そのおかげで妻は身体を休めることが出来た」と振り返った。

また50代女性は「義実家に行くと『子供を置いて出かけていいよ』と言われるので、羽をのばすことができました」と、義理の両親の心遣いがありがたかったと話す。

 

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■金銭面の援助、愚痴を話せる関係

子育て以外にも「家を購入したとき、金銭面で援助してくれた」(50代女性)という人や、「義実家にお邪魔すると、帰る日にはいくつかのおかずを持たせてくれる。定期的にお米もくれる」(20代女性)といったエピソードも目立つ。

なかには「困ったときに愚痴を聞いてくれる」(40代女性)と、良好な関係を築き精神的に支えられている人も。

「無知な私に冠婚葬祭、節目の行事、親戚付き合いなど数えきれないくらい沢山の事を教えてもらいました。お祝い返しの仕方や、お食い初めなどもそのうちの一つです」(40代女性)といった声も見受けられた。

 

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■なかには“モヤモヤ体験談”も

しかしながら、義理の両親との関係があまり良好ではない人も少なくない。

ある50代女性は「義母が私の産後に、家事の手伝いをしに来てくれたが、夫である自分の息子の世話しかしなかった」と、わざわざ来てくれたことには感謝しつつも、拭いきれないモヤモヤとした思いを吐露していた。

産後、ありがたかった義両親からの「ひと言」 既婚者の4割超が助けられた経験