乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。乃木坂46の野球好きの久保史緒里・向井葉月・金川紗耶・柴田柚菜と共に結成された「乃木坂野球部」のメンバーであり、「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」としてゲスト出演する「ABEMA」のMLB中継内では、あらゆる野球データが記載された直筆の通称・黒見ノートが視聴者の間で「レベルが高すぎる」と度々話題になった。
【写真】「くろみんMLBモノマネ」日本中が驚いたスーパーHRシーンを再現
第6回目は黒見が独断と偏見でア・リーグ、ナ・リーグのポジション別に印象に残った選手を選ぶ「くろみん・セレクション」ア・リーグセレクション後編をお送りします。
■<ア・リーグセレクション後編>
――前回はア・リーグのピッチャー、キャッチャー、ファースト、セカンド、サードまで発表した“くろみんセレクション”。続いてサードの選手をお願いします。
黒見:前回の「今週の推し選手」でも挙げたのですが、ガーディアンズのホセ・ラミレス選手を選びたいです。そこでも触れましたが、ガーディアンズ一筋の選手で、これからもずっとガーディアンズでプレーしたいと仰っているのが、とても素敵だなと。打撃はもちろんですが、守備も素晴らしく、結構ダイビングキャッチを試みる姿を見ています。すごく勇気のいるプレーだと思うのですが、チームへの思いが強いからあんなプレーができるのだろうなと感動します。
――打撃に守備に“チーム愛”に惹かれているんですね。次はショートをお願いします
黒見:レンジャーズのコーリー・シーガー選手にします。イチロー選手の愛弟子と言われている選手。すごく存在感のある選手で、今期は.332という高打率でホームランも33本(9月30日現在)と素晴らしい成績を残しています。彼がネクストバッターズサークルにいると、相手ピッチャーもすごく怖いと思うんです。そして守備も素晴らしい。ファインプレーの印象が強い選手です。
――ショートでこの成績は凄いですよね。続いて外野手に行きます。
■<くろみんが悩んで末に選んだのは>
黒見:レッドソックスの吉田正尚選手と、マイク・トラウト選手、あと一人がとても悩みます。迷っている選手が3人ぐらいいて……。
――では吉田選手から理由を聞かせてください。
黒見:吉田選手はワールドベースボールクラシック(WBC)の活躍は印象に強いですが、WBC以降、野球に興味を持った若い方が格段に増えたと思うんです。シーズンに入ってからもすごく活躍していますし、吉田選手に憧れて野球をやりたいと思う子も増えたんじゃないかなと。その意味で外せない選手だと思います。
――トラウト選手はどんな理由で?
黒見:今シーズンはケガもあって、なかなか思うようなシーズンが送れなかったのかなと感じるのですが、「トラウタニ弾」という言葉があるように、エンゼルスにおいて大谷選手とトラウト選手というのは大きな看板を背負っている選手だと思います。以前、ホセ・スアレス投手が打ち込まれた試合で、センターから投球を見ていたトラウト選手が、投球の癖を見つけてスアレス投手にアドバイスしたら、立ち直ったという話もありました。あとは大谷投手のフォーシームにびっくりしたという話もあるなど、すごく俯瞰で試合を観ている姿も偉大だなと思います。
――最後の選手は決まりましたか?
黒見:WBCでも活躍したレイズのランディ・アロサレーナ選手か、ガーディアンズのスティーブン・クワン選手、ホワイトソックスのルイス・ロベルト・ジュニア選手で悩んでいますが……スティーブン・クワン選手にします。
――その理由は?
黒見:何よりも外野からの返球がとても正確だなというのが魅力ですね。エンゼルスの試合でものすごいバックホームを見せたのも印象に残っています。あとはお母さんが日系のアメリカ人で、WBCの日本代表という話も出ました。結局は実現しませんでしたが、本人もすごく出たかったということも聞いています。日本愛のあるところも嬉しいですし、ベンチでチームメイトとふざけている姿などを見ても、とても素敵な人柄なんだろうなと。技術的な面でももちろん魅力的ですし、まだ25歳ということで、これからの活躍がとても楽しみなので、最後に選ばせていただきました。
――すごく個性的な“くろみんセレクション”になりましたね。次回からはナ・リーグ編をよろしくお願いします。
黒見:選ぶのはとても楽しいのですが、素晴らしい選手が多いので悩みますね。またしっかりとセレクションしたいと思います。
■<ア・リーグくろみんセレクション>
プロ野球解説者の里崎智也さんのバッティングモノマネが話題になり、直々にバッティングフォームを伝授された黒見さん。知識だけでなく身体を張ってMLBに数多くいる特徴的な“癖スゴッ”選手の再現に黒見さんが果敢に挑戦!あなたは正解に辿り着けるか!?
前回の答えは、パドレス、エンゼルスでプレーし、2019年から2年間、東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーした「ジャバリ・ブラッシュ選手」でした!両足をピッタリそろえて構え、右肘を高く上げるポーズが特徴的のバッティングフォームは記憶に新しいのでは?
そして今回は、今年日本中を驚かせたあのスーパーホームランシーンを再現。次週の答え合わせをお楽しみに。次週のテーマは黒見さんが選ぶ2023年の「くろみんセレクション(ナ・リーグ編)前編」をお届け致します。
黒見さんがゲスト解説を務めた「ABEMA(アベマ)」ではMLB2023シーズンの公式戦の計324試合を生中継してきました。今後もプレミアリーグやブンデスリーガを始め、様々なスポーツ中継もお届け。
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