高橋文哉と志尊淳がダブル主演するドラマ『フェルマーの料理』(TBS系/毎週金曜22時)が今夜スタート。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく青春ストーリーが開幕する。

【写真】『フェルマーの料理』第1話 岳(高橋文哉)の料理姿

 小林有吾の同名漫画を実写化する本作は、数学者への道を挫折した天才数学少年・北田岳が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海と出会い、「料理の世界」に導かれ、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく姿を描く。

第1話あらすじ

 名門ヴェルス学園に通う天才数学少年・北田岳の夢は、数学者になること。しかし、数学オリンピック選考会でライバルの圧倒的な実力を目の当たりにした岳は、自分が偉大な数学者にはなれないことを悟ってしまう。岳にとって初めての挫折。虚ろになりながら学食のバイトで何気なく賄いを作っていた岳に、料理界のカリスマ朝倉海が声を掛ける。海は、自身が経営する二つ星レストラン「K」ヴェルス学園の理事長・西門景勝(及川光博)がパーティーを開くことになり、その打ち合わせに来ていたのだった。

 岳が作る計算され尽くした賄いのナポリタンに衝撃を受けた海は、自身もナポリタンを振る舞い、岳もまたその完璧な味に驚愕する

 その矢先、同級生の魚見亜由(白石聖)から「退学命令が出ている」と岳に連絡が入る。特待生の岳が数学オリンピックを辞退して名門校の名を汚したことに理事長が激怒したのだ。

 しかし、東京大学への進学を期待している最愛の父・北田勲(宇梶剛士)のためにも退学になるわけにはいかない。こうして窮地に立たされた岳に対し、「言われたとおりにすれば、お前の状況を変えてやる」と海が驚きの提案を持ちかける。

 ドラマ『フェルマーの料理』はTBS系にて毎週金曜22時放送。

ドラマ『フェルマーの料理』第1話より (C)TBS