岡山市では、2024年3月から開始するプラスチック資源の分別回収に向け、周知啓発キャンペーン「プラスイッチ」を2023年10月20日リサイクルの日(※1)から開始します。啓発キャンペーンのアンバサダーには、お笑い芸人の古坂大魔王さんに就任いただきましたのでお知らせいたします。

「プラスイッチ」Webサイト>> https://plaswitch.jp/

▲古坂大魔王さん(左)と大森雅夫市長(右)

プラスチックは私たちの暮らしに欠かせない便利な素材ですが、近年、地球温暖化を始めとする環境への影響が世界的な問題となっています。この問題の解決には、一人ひとりが「ごみとして捨てられるプラスチックの量を減らすこと」はもちろん、「捨てる時は正しく分別し、資源として再利用すること」も重要です。そこで、岡山市では、脱炭素社会の実現に向け、現在「可燃ごみ」として焼却処分しているプラスチックを貴重な「資源」として分別回収する取り組みを、2024年3月から実施いたします。

岡山市は、2021年2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指しています。

分別回収に向け、リサイクルへの気運を高め、市民の皆さんに広くご協力をいただけるよう、リサイクルの日(※1)である本日(10月20日)から、周知啓発キャンペーン「プラスイッチ」を開始します。啓発キャンペーンのアンバサダーには、「UNEPサステナビリティアクション」のアドバイザーを務めるなど、SDGs推進活動に熱心で、多様なジャンルで活躍するお笑い芸人の古坂大魔王さんにご就任いただきました。本日から、WebサイトやTVCMなどで、分別方法等をわかりやすくお届けするコンテンツを順次公開していきます。

※1 リサイクルの日10月20日)は、ひとまわり(10)、ふたまわり(20)の語呂合わせから、1990年に日本リサイクルネットワーク会議により制定されました。

●アンバサダー就任の背景

プラスチック資源を分別回収し、リサイクルにつなげるためには、一人ひとりが意識や行動を変え、資源循環に取り組んでいく必要があります。より良い地球環境を未来へ届けるために、難しい取り組みだからこそ、行政と市民の皆さんでワンチームとなってチャレンジを進めていけたら。そのような背景から、「UNEPサステナビリティアクション」のアドバイザーを務めるなど、SDGs推進活動に熱心なお笑い芸人の古坂大魔王さんに今回アンバサダー就任をお願いしました。著名な古坂大魔王さんに、楽しく、わかりやすい広報をしていただくことで、大人だけではなく未来を担う子どもたちにも理解と賛同の輪を広げていきたいと思います。

古坂大魔王さん、アンバサダー就任のコメント

こんにちは。あなたの心の「プラスイッチ」、古坂大魔王です。今回、岡山市プラスチック資源回収啓発アンバサダーという、重要な任務をいただきまして、ありがとうございます。大切なことを一言でお伝えすると「プラは資源」ということです。岡山市のゴミの事情などを聞き、プラは資源として回収するんだよ、というのを体感できるような歌をピコ太郎にも歌わせました。それを聞いてもらって、「でも、なんでこうなるんだろ?」「なんで!?」と、一つのハテナが出ればいいな、というところを考えました。皆さんの取り組み「プラスイッチ」を後押しできるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

ピコ太郎さん出演の動画など、各広報は順次公開予定

古坂大魔王さんプロフィール

1973年7月17日生まれ、青森県出身。

1992年お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。

ピコ太郎プロデューサー。

文部科学省CCC大使、総務省・異能vation推進大使。現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして情報番組への出演、世界のトップランナーと音楽、エンターテインメント等についてトークセッションを行うなど、幅広い分野で活躍中。2021年には、国連環境計画が主導するUNEPサステナビリティアクションのアドバイザーに就任。持続可能な世界を目指して地球環境問題の解決にも尽力している。

▲古坂大魔王さん

                                                        

  • 合言葉は、プラを資源に変えよう!プラスイッチ

●「プラスイッチ」に込めた想い

岡山市では、これまでプラスチックを「ごみ」として焼却処分してきました。プラスチック資源を分別回収しリサイクルにつなげるためには、プラスチックは「ごみ」ではなく「資源」であると、再認識していただき、資源循環に取り組んでいただくことが必要です。習慣を変えることは大変なことですが、市民の皆さんとチカラを合わせ、プラスチックを「資源」へとスイッチしていきたい。そして、未来を少しでも良い方向へとスイッチしていきたい。「プラスイッチ」にはそのような想いを込めています。

▲第一弾ビジュアル

●キャンペーンの象徴となるハンドサイン

10月20日から公開する第一弾のビジュアルやCMでは、市民の皆さんに「プラを資源に変えよう!」というメッセージをわかりやすく伝え、そして心を一つにするため、古坂大魔王さんがハンドサインで「プラスイッチ」を表現。未来は私たち一人ひとりの手にかかっています。このハンドサインがキャンペーンの象徴になれば、そのような想いで制作しました。

▲第一弾CM「プラを資源に変えよう!」篇(15秒)

  • プラスチック資源分別回収について

2022年4月1日に施行された「プラスチック資源循環促進法」の趣旨に準じ、岡山市ではプラスチック資源の分別回収を2024年3月から開始します。回収対象の詳細や注意事項などについては、順次情報をお届けしていきます。持続可能な社会の実現に向け、ご理解とご協力をお願いします。

回収対象:現在、可燃ごみで収集しているプラスチックのうち、大部分がプラスチック素材のものが対象です。

※プラスチック製容器包装(プラマークの付いた食品トレイや洗剤などのボトル)やプラスチック製品(バケツ、カップ、ハンガー)など

回収エリア岡山市全域(建部地区を除く)

回収日:週1回「プラスチック資源の日」に回収

※資源化物の日ではありません。回収日は地区によって異なります。

回収場所:「可燃ごみ・不燃ごみ」と同じ収集ステーションです。

排出方法:「プラスチック資源」の排出は、透明または中身の見える半透明の袋を使用してください。汚れは拭き取るか、水ですすぎ、水気を切ってください。ラベルはそのままで大丈夫です。 

▲プラスチック資源の出し方

配信元企業:岡山市環境事業課

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