映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開を控えるティモシー・シャラメが、『君の名前で僕を呼んで』で共演したアーミー・ハマーの性的虐待疑惑について口を開いた。

【写真】『君の名前で僕を呼んで』でのアーミー&ティモシー

 アーミーは2021年にカニバリズムを示唆する過激な性的願望を綴ったとされるDMが流出したことに端を発し、性的虐待疑惑が浮上。決まっていた映画から降板を余儀なくされたほか、エージェントからも契約を解除されるなど、表舞台から姿を消した。

 このたびGQのインタビューに登場したティモシーは、騒動当時カニバリズムをテーマにした映画『ボーンズ アンド オール』を撮影していたことに触れ、「この映画を撮影しているときに、まさかと思った」とコメント。「こうなったら、なおのことしっかり演じなければ、と思わされた。だって映画は小説を基にしているから」と語った。

 また、『君の名前で僕を呼んで』で親しくなったアーミーのスキャンダルに、個人的にどのように対処したかと聞かれると、「わからない。あの騒動は、人々の興味を引くために煽情的に扱われた。混乱状態だった」と述べている。

 なおティモシーは、アーミーのレイプ疑惑が浮上した直後にもTimeのインタビューでコメントを求められ、「もっと長い会話のなかで扱うべき質問だ。端的な回答はしたくない」と語っていた。

ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマーの性的虐待疑惑について語る (C)AFLO