本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)準決勝第一局大阪大会は、二回戦で菅井竜也八段に勝利した藤井聡太JT杯覇者と同じく二回戦で山崎隆之八段に勝利した永瀬拓矢九段のシード棋士対決。会場は大阪府大阪市のAsueアリーナ大阪 メインアリーナ。公開対局として、事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。またその模様は15時35分からABEMAでも生中継される。
準決勝第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/97uTKkmnW2Th9H

■対局のみどころ

両者の対戦成績は、20戦して藤井JT杯覇者の14勝6敗。戦型は、角換わりが10局、相掛かりが4局、その他の戦型(角交換拒否、雁木)が3局、永瀬九段の振飛車が2局(三間飛車、四間飛車各1局)、横歩取りが1局となっている。藤井JT杯覇者は、先日の王座戦で永瀬九段を破り前人未到の八冠を達成し全タイトルを手中にした。健闘むなしく失冠した永瀬九段だが「JT杯」という大きな舞台で、ここは何としても借りを返したいところだ。「JT杯」では過去1回対戦があり、その時は角換わり腰掛け銀で先手の藤井JT杯覇者が勝っている。持ち時間の短い早指し棋戦での対局は2局あり、いずれも藤井JT杯覇者の勝利。当日の振り駒の影響は大きく、先手後手がどちらになるかで作戦も違ってくる。角換わり系が本命視されるが、振り駒次第では永瀬九段が振飛車を採用するなど、あっと驚く戦型が選択される可能性も捨てきれない。現将棋界のゴールデンカードの一つであるこの一戦は、手に汗を握る戦いになることは間違いない。永瀬九段の雪辱戦でもあり、再びの熱戦に注目だ。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

大盤解説は昨年、永世名人を襲名した谷川浩司十七世名人。1983年に当時21歳で名人に。今年40年ぶりに藤井JT杯覇者にその記録を破られるまで史上最年少名人記録を保持していた。詰将棋で培った終盤力は「光速流」と称される。将棋界トップレベルで鎬を削る両雄の応手を、谷川十七世名人が重厚な解説で会場を沸かせる。

(写真)左から 解説/谷川浩司 十七世名人 聞き手/加藤桃子 女流四段 読み上げ/藤井奈々 女流初段

■「JTプロ公式戦」トーナメント

※タイトル・段位は2023年10月20日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)

こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。

ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。

JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義

主  催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)

後  援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等

協  賛/ JT、テーブルマーク 

■大会情報

大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

「JT杯」公式Twitter https://twitter.com/jt_shogi

お問合せ

「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp

〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟(株)I&S BBDO内

※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

配信元企業:公益社団法人日本将棋連盟

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