一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全8チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・長野県大会』を10月14日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程:2023年10月14日(土)10時~12時

・開催場所:長野市権堂イーストプラザ市民交流広場

・参加人数:1チーム3名×8チーム=24人

  • 優勝は松代高校のone team!拾ったごみの総量は圧巻の11.7kg!

全8チームが参加した長野県大会。昨年優勝の「松代高校・オラ東京さ行くだ」チームが連続Vを目指して出場。この他、学校の授業で海洋ごみ問題を探究学習している「長野西高校・ぶろっこりー」など県代表を狙い気合十分。一見するとキレイに見える長野市中心市街地ですが、自販機の裏には空き缶やペットボトルごみが隠すように捨てられていたほか、ポイ捨てたばこが多く目立ち、参加チームが次々と拾っていきました。結果、優勝したのは「松代高校・one team」。段ボール箱で手作りしたリュックサック式のオリジナルごみ箱を用意し、大通りから一歩入った路地裏を中心にごみを集めました。昨年3位で悔しい思いをしたので今年は絶対に勝ちたかったと強い思いで出場しての見事な優勝。ごみ総量11.76kg1667.5ポイントを獲得し、2位に100ポイント差をつけて優勝。準優勝は昨年Vの「松代高校・オラ東京さ行くだ」で惜しくも2連覇とならなかったもののリュック型ごみ箱でオリジナルアイテム賞を受賞しました。それでも松代高校としては2年連続出場となり、「松代高校・one team」は11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

  • 長野県大会で集められたごみの総量は40kg

開閉会式会場となった長野市権堂イーストプラザ市民交流広場は長野駅からほど近い中心市街地にあります。何気なく通りを歩いているとごみは見当たらずキレイな街並みです。しかし、すぐ近くには繁華街の権堂エリアがあります。飲食店が多く並ぶこのエリアは前日が金曜日ということもあってか、路地にタバコの吸殻が多く散乱している様子がありました。「大人は責任をもってごみを捨ててほしい。」「ポイ捨ては恥ずかしい行為だと感じてほしい。」と参加者。海洋ごみの7~8割は内陸部から流出していると言われており、長野県においても海洋ごみ問題は他人事ではありません。スポGOMI甲子園は競技で最終的な勝ち負けは存在しますが街をキレイにそして海をキレイにという気持ちは同じです。同年代と清掃活動という行為を通して交流しあった高校生たち。上流県長野から海洋ごみ削減に貢献した1日となりました。

  • 優勝チームコメント

去年、同じ高校のチームが優勝し、自分たちは3位でとても悔しい思いをしました。大通りはあまりごみはないと思い、なるべく細い路地裏を狙ってごみを探したところ、使い捨てのかさや空き缶が人目につかないような場所に捨てられいました。高校としては2年連続優勝できたのでうれしかったです。今後も環境活動にも積極的に取り組んでいきつつ、11月の全国大会では優勝目指してがんばりたいと思います。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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