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北海道付近は、西高東低の気圧配置となっており、上空の寒気が次第に強まる予想です。そのため、次第に天気の崩れる所が多くなり、内陸では平地でも雪となる所があるでしょう。また、大気の状態は不安定となり、日本海側北部を中心に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。

強い寒気により大気不安定

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今日の北海道付近は、西高東低の気圧配置で、上空には次第に強い寒気が流れ込む見込みです。そのため、大気の状態は非常に不安定で、今夜(21日)遅くにかけては日本海側北部の地域を中心に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な雨の強まりなどに注意が必要となります。真っ黒な雲が近づいたり、雷の音が聞こえるなどがあった場合は、頑丈な建物内などに移動するなど、安全の確保に努めてください。

夜には平地でも雪に変わる所がある

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上空5500m付近には12月下旬並みの強い寒気が流れ込むでしょう。広く雲に覆われ、山間部では積雪状態となり、平地でも雪の所がある見込みです。

稚内や旭川の初雪の平年日は10月19日で、これらの地点では今夜から明日にかけて、今年の初雪を観測する可能性があります。路面状況の変化には十分注意して下さい。また、札幌を含めた道央でも山間部を中心に雪となる恐れがあります。三国峠や石北峠などだけではなく、中山峠などでも積雪状態となる見込みです。峠越えの際は冬タイヤの装備が必要となります。ノーマルタイヤのままでの走行は危険です。

これらの地域以外でも、今夜から明日朝にかけては冷え込みが強まる予想です。今日日中のうちに暖房機器の確認などをしておくとよいでしょう。

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北海道 明日(22日)にかけて寒気強く 札幌周辺でも雪