駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。ユニークな動物のキャラクターが多く登場し、駅員の日常が垣間見えるような作品ばかりだ。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる契約駅員さん」の中から駆け込み乗車に失敗したお客さんのエピソードを紹介し、著者に駅員として働いてよかった点についても詳しく聞いた。

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駆け込み乗車をしようと試みるも、電車に乗り遅れてしまった男性のお客さん。すると、「殿様商売のつもりか」とペン助を睨みつけて逆切れしてくるではないか!?さらに、「電車に乗り遅れて人生変わるやつもおるんやぞ!!」と文句を続ける。

その様子を見ていた女性のお客さんは待ちくたびれたようで、「こっちもずっと待ってんだけど…」と男性に言う。そして、その女性は時間管理ができてないあなたに原因があり、タクシーを使うように促す。

男性が反省した様子は垣間見えず、それどころか女性の言葉にもキレているようで喧嘩へと発展…。駅はいろいろなお客さんが利用するが、まれに駅員の味方になってくれるような人もいるのである。

本作以外にも、数多くの駅員漫画を描いているザバックさん。駅員として勤務してよかったと感じることについて聞いてみると、「泊まり勤務があるので、朝から翌日の朝まで働くことがあります。午前中には帰宅できるため、非番の時間は特に副業に力を注いでいます。自分の時間が取れることが、一番よかったです！」と明るく話してくれた。

駅は本当にさまざまな人が利用している。駆け込み乗車は本人も怪我をする可能性があるので、間に合わないと感じたら次の電車に乗った方がよいだろう。

取材協力：ザバック(@theback_blog)

駆け込み乗車に失敗した男性に「時間管理ができていない」と話す女性/画像提供=ザバックさん