世界中の人々の夢を宇宙で実現させる民間宇宙サービスプラットフォームを提供する宇宙ベンチャー企業株式会社ASTRAX(アストラックス、以下 ASTRAX、本社:神奈川県鎌倉市、代表:代表取締役・民間宇宙飛行士 TAICHI(山崎大地))のグループメンバー川上泰子(ASTRAXジェネラルマネージャー・宇宙ワーママ(R)は、2023年10月2日から6日にアゼルバイジャンの首都バクーにあるバクー・コンベンション・コンプレックス(バクー・コンベンション・センタ・ヘイダル・アリエフ・センター・展示パビリオンで構成)で開催された世界最大の宇宙業界の国際会議、第74回国際宇宙会議(IAC 2023)で、論文「宇宙空間でお酒を飲む際に必要な技術と問題点および解決方法」を発表しました。





【国際宇宙会議での論文発表】

今年の国際宇宙会議(IAC 2023)において、ASTRAXおよびASTRAXグループメンバーは、民間宇宙旅行産業の発展と人類の宇宙進出に向けて、さまざまな民間宇宙サービスについての革新的な論文を(ASTRAX代表山崎大地が7本、ASTRAXメンバーが7本)合計14本発表いたしました。

発表した論文について、今後順次発表してまいります。

【発表した論文(9本目)】

■発表日:2023年10月6日

■論文タイトル:
Technology, Problems and Solutions for Drinking Alcohol in Space(宇宙空間でお酒を飲む際に必要な技術と問題点および解決方法)

■著者:川上泰子(ASTRAX・宇宙ワーママ)

■共著者:山崎大地(ASTRAX・民間宇宙飛行士)

■アブストラクト(日本語版)

宇宙空間におけるお酒については、様々な歴史と実例があります。例えば、これまでの事例として、お酒を発酵させるために必要な酵母菌や原料を宇宙空間に持っていき、それを地上に持ち帰って醸造し、宇宙酒や宇宙焼酎、宇宙ビールとして販売されています。ワインそのものを宇宙空間に持っていき、1年以上醸造させて持ち帰り、オークションで1億円以上で競り落とされたと話題になりました。これらは主に地上で飲むことを目的として開発されてきました。今後は宇宙旅行に行く人々が増え、宇宙空間での滞在が長期化すると、宇宙空間で飲めるお酒のニーズも増えてくるでしょう。
本論文では、そのニーズに応えるために必要な技術や問題点、その解決方法について発表します。

■Abstract:

There are various history and examples of alcoholic beverages in space. For example, in the past, yeast strains and raw materials necessary for fermenting alcoholic beverages have been taken to space, brought back to Earth, and brewed into space liquor, such as space SHOCHU, and space beer. The wine itself was taken into space, allowed to brew for more than a year, and brought back to the auction where it was auctioned off for more than 100 million yen and became the talk of the town. These products have been developed mainly for drinking on Earth. In the future, as more and more people travel to space and stay in space for longer periods, the need for alcoholic beverages that can be drinkable in space will increase.
This paper will present the technologies, problems, and solutions needed to fulfill these needs.

論文の全文と動画は以下で参照いただけます。
https://astrax-by-iss.wixsite.com/astrax-conference/manuscript

【国際宇宙会議(IAC)とは】

国際宇宙航行連盟(IAF)が主催し、年に1度、開催される、宇宙業界では世界最大の国際会議です。今年は、2023年10月2日から6日までアゼルバイジャンのバクーで、アゼルコスモスがホストを務め、「GLOBAL CHALLENGES AND OPPORTUNITIES: GIVE SPACE A CHANCE」をテーマに、第74回国際宇宙会議(IAC 2023)が開催されました。
会期中132カ国から5,400人以上が参加し、史上最も多様性に富んだIACとなりました。さらに、いくつかのセッションの無料ライブストリーミングのおかげで、世界中から50,000人がIACに参加しました。そして、1200以上の組織がIACに参加し、150の出展者と30のスポンサーが参加しました。プログラムは46以上のプレナリーセッション、GNFセッション、スペシャルセッションで構成され、1週間の間に2400以上の技術論文が発表されました。

ホームページ:https://iac2023.org
ハイライト動画:
https://youtu.be/2pYCQuXNbbk?si=WZVmeALFBW4uXGcI

来年は2024年10月14日から18日まで、イタリアのミラノで第75回国際宇宙会議(IAC 2024)が開催される予定です。

ホームページ:https://www.iac2024.org
プロモーション動画:
https://youtu.be/FzXY5EmzTws?si=_MCiXb8npaJkE6Vy

ASTRAXは、民間の力でさまざまな宇宙サービスを生み出し民間宇宙旅行時代を牽引していくために、これまで発表してきたさまざまな国際論文についての研究や開発をさらに推し進めるとともに、新たなテーマにも挑戦し、来年の国際宇宙会議の場でもASTRAXの存在をアピールしてまいります。


『宇宙といえばASTRAX!』

ASTRAXは、今後も人類全体の経済圏(生活圏)を宇宙に拡大させるとともに、地球上の平和と生活環境の改善や向上を目指し、民間の力で様々な宇宙サービスを提供してまいります。

【ASTRAX会社概要】
会社名:株式会社ASTRAX
代表者:代表取締役・民間宇宙飛行士 TAICHI(山崎大地)
所在地:神奈川県鎌倉市
URL:https://astrax.space
事業内容:民間宇宙開拓事業全般及び宇宙サービスプラットフォームの提供

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:株式会社ASTRAX
担当者:CEO秘書・星エリカ
E-Mail:erica.hoshi@astrax.space

配信元企業:株式会社ASTRAX

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