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誰かにメッセージを送る際は、無意識に同じような表現を多用していることも多い。たびたび話題となってきた“おばさん構文”について、その定義づけが話題となっている。

 

■思い当たる人の多い“おばさん構文”

おじさん構文”は「カタカナのあいさつや絵文字顔文字などを多用」「どことなく下心が感じられることがある」のが特徴というが、話題となっている“おばさん構文”は、「『~だわ』『~よん』『かしら』など、昭和感の漂う語尾」や「世話焼き感がある」のが特徴とのこと。

しかし、じつは「語尾に絵文字をつける」「絵文字を3つ以上連続して使う」「あ行が小文字」、さらに「『…』を多用する」のも“おばさん構文”に該当するという。

これにX(旧・ツイッター)では「めっちゃ使う」「まんま私だった」「完全一致。清々しい」「当てはまりすぎてて笑っちゃう」といった声が多数上がっている。

 

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■「母の愛みたいな優しさを感じる」

「なんか片足突っ込んでる感じがあってまあまあ落ち込んだ」とショックの声も上がった“おばさん構文”だが、この定義から作られる文章は「ママ友に送る最大限気を使った私のラインの文章やん(原文ママ)」「すごく相手を気遣ったよき文だと思うんだが」との声が…。

そのため「いわゆるおじさん構文のサンプルにあるようなエロ迷惑さはないので、別に人畜無害ではと思う」「おじさん構文は必死さが気味悪いけど、おばさん構文は母の愛みたいな優しさを感じる」などと、大多数が好意的なコメントを寄せた。

また、「仕方ないじゃん心配なんだものー」「若いふりしても仕方ないよね〜」などと全く気にしない人も多いようだ。

 

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■疑問や怒りの声も…

むしろ「おばさんが、若者言葉を使ってるほうが品も知性もなく、頭カラッポにしか見えないけどな〜」「別に悪いこと書いてるわけでもないし…」「絵文字を使うのが何が悪いんですか?」といった疑問の声が目立つ。

なかには「つまり常にビジネスメールのような文章を送ればよいのか??? となる」「日本は若いことに拘りすぎ」などとやや怒りの混じった声もあり、「今の若者たちが使ってる言葉も10年すればおばさん構文って言われるようになるから安心してほしい」との声も上がっている。

「めっちゃ使う」あの表現がじつは… “おばさん構文”の定義に当てはまる人続出