女優の波瑠が都内で行われた公開中の映画「アナログ」の初日舞台挨拶で、主演を務める嵐・二宮和也からの質問を見事に受け流したことが話題になっているという。さる10月6日のことだが、檀上で“長年にわたって大切にしていること”を聞かれた波瑠。「できるだけ普通であろうとすること、普通に生活することですかね。朝起きて、家で簡単にご飯を食べて、散歩に行って、暗くなったら帰って来て…みたいな」と回答した。するとこれを聞いた二宮が「どこに住んでるの?」と唐突に質問。ところが、波瑠は「暗くなる前に家に帰るかな。冬は特に日が短いので。暗くなる前に帰りたい」と、二宮からの質問については完全に無視する形で答えた。

 二宮は、自分が長年大切にしていることを“否定から入らない”と答えていたこともあってか、「いや、大事よ、大事」とマイペースな波瑠の姿勢を肯定。会場の笑いを誘っていたという。

「波瑠といえば、2016年放送のドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で共演した関ジャニ∞の横山裕がメディアの会見で波瑠の塩対応エピソードを明かしていました。何でも、ドラマの撮影初日に波瑠さんから『どこに住んでるんですか?』と聞かれたので⇒コミュニケーションの一環と、当時住んでいる地域を答えたものの、『波瑠ちゃんは?』とお返しに質問したところ答えてもらえなかったとか。しかも、波瑠から『何で教えないといけないんですか』とまで言われ『衝撃でした…オレは答えたのに』と嘆いていました。当時、ファンの間でも物議になりましたが、波瑠は『もしかしたら私にゆかりのある場所かなと思ったら、縁もゆかりもない場所だった。撮影も初めのほうで横山さんの情報収集という目的だったので、私が住んでいるところは関係なかった』と釈明。ひょっとして二宮はそのエピソードを知っていて、あえて質問したのかもしれないですね」(エンタメ誌ライター)

 真相は謎だが、世間に波瑠のマイペースぶりを知らしめる効果があったことは間違いなさそうだ。

(塚田ちひろ

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