マツコ・デラックス

23日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックス甲子園球場付近に住む巨人ファンの男性が受けた迫害に驚きの声を上げた。

 

■名所の近くに住んでいる人を特集

番組は「名所の近くに住んでいる人の良いこと悪いこと」を特集。そのなかで登場したのは、甲子園球場の近くに住む男性の服部さん。スタッフに「僕は巨人ファンなんですよ」と語る。

するとワイプマツコが「関西って多いよね? 巨人ファン」と質問する。大阪出身の村上信五は「多い、じつは」とつぶやいた。

 

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■食べていた鶏の骨が…

服部さんは「球場に行って、味方に囲まれているのを確認してから、試合前にユニフォームを着る感じですかね。試合が終わったらそそくさとカバンに入れて、オレンジの痕跡は全部しまって、俺は巨人ファンでもなんでもないという顔をして出る」と語る。

さらに「オレンジの小さな集団に向かって、食べていた鶏の骨とかが上から降ってきた」と苦笑いを浮かべる。これにマツコは爆笑していた。

 

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■学校の教師から迫害

甲子園球場付近に住む巨人ファンとして、1番つらかったことを質問された服部さんは「小学5年生の秋、江川事件。巨人がドラフトでちょっとルールを破ったみたいな形になって、ドラフトをボイコットした」と語る。

続けて「次の日に朝学活で先生が、『昨日はなにがあったかわかりますか?』と。みんなが『巨人が悪いことをしました、江川を強奪しました、ルール無視です』と言うと、先生が『そうです、そうです。こんな悪いことをするチームは応援してはなりませんよ』みたいな調子でしめたんです」と振り返った。

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■良いことは?

マツコが爆笑するなか、服部さんは「みんなが僕のほうをみるんです。初めて巨人ファンをやめようかと一瞬思いました。この街では暮らしていけないって」と振り返る。

スタッフから「良いことは?」と質問されると「今年甲子園に行って巨人が1つも勝てなかったので。『くそー』と思いながら家に早く着けることでやけ酒を飲んだりして。そのときに近くてよかったと思う」と笑っていた。

 

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■根強い人気を持つ巨人

昭和から平成中期にかけ、一部を除いて地上波で全試合巨人の試合が生中継されていたことから人気が高く「野球は巨人」といわれた読売ジャイアンツ。現在も全国に根強いファンがいると聞く。

一方で現在は地域密着が進み、人気が分散化しているという声も。Sirabee編集部が全国の10~60代の男女1,880名に実施した調査で「野球は巨人だと思う」と答えた人は16.6%。

地域別で見ると東北と甲信越の割合が高く、下位の中国・東海・九州沖縄・近畿・北海道はそれぞれ地元密着球団のフランチャイズ地域となった。

巨人ファンの服部さんが明かした「迫害」に、視聴者からも驚きの声が上がっていた。

マツコ、甲子園付近に住む巨人ファンが受けた“迫害”に驚き 「学活で先生が…」