日進ゴム株式会社(1932年創業)はアースフレンドリーで世界の仲間とつくることをコンセプトにした次世代スニーカーブランド「RALLY ROUND」の1stモデルを2023年10月28日(土曜日15時)、ラリーラウンド直営のECサイトから発売開始します。有楽町にもポップアップ。

10月28日土曜日15時から発売開始されるラリーラウンド1stモデルのPorutgal&Japanモデル3色。)

 履いているのが楽しくなる、ストレスフリーで、アースフレンドリーなスニーカーをつくる。

そんな思いからRALLY ROUNDは始まりました。

 日本の竹と天然ゴムを独自に合成した柔らかで軽量なゴム「Bambrub(バンブラブ)」ソール、コーヒーフィルターの生産時廃材をリサイクルした通気性に優れ丈夫な生地「Cafetex(カフェテックス)」などサステナブルな独自技術を満載した1stモデルは93%の植物由来率となっています。

 また快適な履き心地やデザインの多様化のために北欧や南欧の素材メーカーや他のブランドと共創(コ・クリエーション)していくことにも力を入れています。

 同社岡山工場で作られる1stモデルは着用者の足を形どり、まるで素足のような感覚を作り出すポルトガル産の天然コルクをインソールとして贅沢に使用。23cmから29cmの展開で、税込16,500円での販売となります。

https://rallyround8.com/

 また、東京有楽町の1,000点以上のエシカルアイテムが揃う、日本最大級のコミュニティ型店舗「エシカルな暮らしLAB」(東京都千代田区有楽町2丁目7−1 有楽町マルイ 6F)にも出品され、販売予定となっています。

(今回発売が開始される3色。ユニセックスでビジネスカジュアルにもおすすめ)

サステナブルなだけでなく、人との会話を弾ませるタウンスニーカーを提供したい。>

 プロジェクトマネージャーの渡辺喜朗は言います。「スニーカーは安心快適で現代のライフスタイルに必要不可欠なものですが、大量生産モデルのためアウトソールやミッドソール、生地にプラスチックや合成ゴム、ポリエステルやウレタンなどの石油由来素材を多く使い、日本では最終的に燃えるゴミとなっている現状に対するアクションが必要だと考えていました。また日本で確立した技術だけでなく世界中の、考えに賛同してくれる仲間から自由なデザインやストレスフリーな素材を積極的に募集していくことにしました。そうしてできた靴が、アースフレンドリーなものを選ぶのも楽しいというポジティブな会話のきっかけになることができればとも考えています。」

(今回発売されるモデルは日進ゴム岡山工場で生産される)

<竹とコーヒーフィルター

 最終的に焼却されるプロダクトならば、植物由来にするのが最もCO2排出削減に合理的だと考え、3年前から素材の研究はスタートしました。

 柔らかさと軽さ、丈夫さが求められるソールの開発ではススキタンポポなどの植物から研究をスタートしましたがなかなかうまくいかず、たまたま出会った食品包装用の竹材を扱う企業から紹介をうけた竹のパウダーにより開発が加速し、竹とゴム、竹への情熱、という意味をこめて「Bambrub(バンブラブ)」と名付けられたソールが完成しました。

バンブラソール開発秘話はこちら https://prtimes.jp/story/detail/YxR5R3SvaZB

 さらにお客様に履いているストレスを感じさせないスニーカーには通気性がよく、肌当りが爽やかで丈夫な生地が必要でした。近年の在宅需要で急激に需要が増したコーヒーフィルターの生産時廃棄材を利用すれば理想的な生地ができるのでは。その発想から古紙メーカー、老舗の織布企業と開発したのが「Cafetex(カフェテックス)」です。

(自治体や山の持ち主から依頼のあった竹林で採取し、パウダーにし、天然ゴムと合成していく)

(コーヒーフィルターの廃材を再生古紙にし、糸にして織り上げることで高通気、高強度のCafetexが産まれる)

<世界の仲間とともに>

 このように日本の我々が開発した素材は素晴らしいものと考えますが、それだけでは、ユーザーの皆様にストレスフリーな感覚と、デザインの楽しさを提供することは難しいと判断しました。

 そこでRALLY ROUNDの各モデルにはポルトガルで大切に育てられたコルク材が主に分厚いインソールとして贅沢に使用されます。これは軽量なだけでなく、履くたびにその人の足を型取っていきストレスフリーな靴を生み出す特別なパーツとなります。

 地中海沿岸のコルク樹園は約228万ヘクタールあり、光合成で年間3200万トンのCO2を吸収していると言われています。大よそ8年に一度樹皮を剥がし使う、伐採ではない方法です。しかも最も暑い時期に、コルティセイロと呼ばれる職人に収穫される昔ながらの方法です。

コルティセイロのアントニオ氏。9年ごとに樹皮を収穫することで木と産業を持続させる)

 また、自由なデザインと自然との共存という感性を世界から学ぶことも大切にしていきたいと考えます。そのために北欧エストニアの職人的シューズブランド「TOKU」とのコラボレーションを行い、同ブランドのデザイナーでありクリエイターでもあるPiibeさんの発想を取り入れたモデルを2023年冬に発売する予定です。これは北欧の生産したバルチックウールをBambrubソールコルクインソールと組み合わせた、とても楽しいモデルになる予定です。

 RALLY ROUND(ラリーラウンド)の1stモデルは2023年10月28日に発売開始します。

以下特設サイトへメール登録、Instagramフォローしていただくことで最新情報が入手できます。

https://rallyround8.com/

https://www.instagram.com/rallyround_shoes

日進ゴム株式会社は1932年、地下足袋やゴム底キャンパスシューズの専門工場として立ち上がった会社です。現在、とくに滑らない靴を追及したHyperV(ハイパーV)などが多くメディアで取り上げられています。

日進ゴム株式会社

岡山県岡山市北区八丁目16番17号

http://www.nisshinrubber.co.jp/

配信元企業:日進ゴム株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ