トム・クルーズが主演するスパイアクション超大作ミッション:インポッシブル』の最新作、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』の公開が、2025年まで延期されることがわかった。また、『クワイエット・プレイス』の前日譚は、2024年の夏に公開されるという。

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 Varietyによると、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』の公開を、予定していた2024年6月28日から2025年5月23日に延期すると、パラマウントピクチャーズが明らかにしたそうだ。

 同作は、今年7月に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の続編。他の大作映画同様、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキを受けて撮影が中断しており、来年6月の公開に間に合わない見込みとなったようだ。

 これを受け、2018年に公開された大ヒットホラー映画クワイエット・プレイス』の前日譚『A Quiet Place: Day One(原題)』は、公開日を2024年3月8日から、2024年6月28日に延期。『スポンジボブ』のタイトル未定の映画も、2025年5月23日から、2025年12月19日に公開が延期された。

 一方、ジョン・クラシンスキーがメガホンを取り、ライアン・レイノルズと彼、アラン・キムやフィービー・ウォーラー=ブリッジらが共演するファンタジーコメディ映画『IF(原題)』は、2024年5月24日から1週早まり、2024年5月17日に公開される。24日は戦没将兵追悼記念日の連休となり、『マッドマックス』のスピンオフ『Furiosa(原題)』や、『Garfield(原題)』『Kingdom of the Planet of the Apes(原題)』と、大作の公開が重なる。これを避けるための判断とみられるが、ストライキの行方次第では、これらの作品も延期される可能性がある。

『ミッション:インポッシブル』第8弾、2025年に公開延期『クワイエット・プレイス』は2024年夏へ  写真提供:AFLO