一般社団法人うみらいふは、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社と連携し、リサイクルBOXへの異物混入防止・散乱ごみ発生抑止を目的に、空容器回収リサイクルボックス(以下、リサイクルBOX)のマナーアップを図る各施策を実施いたします。こちらは、1.リサイクルBOXにステッカー(もしくはラミネートPOP)を貼り付ける取り組みと、2.リサイクルBOXにアイキャッチとなる仕掛け(鏡・のれん・データパネル)を取り付ける取り組みに大別されます(詳細後述)。設置前後で、リサイクルBOXの利用者にどのような行動変容があったのか、調査後のデータも収集し、前後比較する予定です。
この取り組みは、県民一人ひとりの海洋ごみへの問題意識を高め “じぶん事” として捉えてもらい、最終的に「海ごみゼロ」を目指すことを目標に、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
■実施概要1.県内3000以上のリサイクルBOXにCFBステッカーが登場!
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社全面協力のもと、大分県内の屋外のリサイクルBOXに海洋ごみ削減の願いを込めたオリジナルステッカーを掲出いたします。
また、大分市街中心部には、下記のラミネートPOPも一部のリサイクルBOX限定で掲出されます。
リサイクルBOXにごみを捨てようとする人に対して「誰かが見ている」というメッセージを伝えることで、異物混入減を目指します。
●人物パターン
●架空のキャラクターパターン
■実施概要2.市街地のリサイクルBOXにアイキャッチとなる仕掛けが登場!
”リサイクルBOX≠ごみ箱”と理解した上で、BOXにごみを捨てる行為をする人は、必ずどこか後ろめたさを感じているはず。ごみ混入・散乱ごみ発生の最後のストッパーとして、下記施策を行います。
●”鏡”で後ろめたさを演出
(左)設置イメージ (右)デザイン部分
●”のれん”で後ろめたさを演出。2タイプ展開で、比較検証予定。
★Aパターン
(左)設置イメージ (中)”のれん”デザイン部分 (右)パネルデザイン
★Bパターン
(左)設置イメージ (中)”のれん”デザイン部分 (右)パネルデザイン
●”昨年の異物混入率”パネル掲出で、改善意欲を演出
(左)設置イメージ (右)デザイン部分。昨年同箇所で調査した際の異物混入率(ごみ/内容物総量)を掲載。
今回の施策を実施後、どのような行動変容があったか、事後調査を行う予定です。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人うみらいふ
URL:https://obs-oita.co.jp/cp/change_for_the_blue
活動内容:次世代に綺麗な海を見せるため、本事業の実施によって県民に海洋ごみについての関心を持ってもらい、海洋問題に対しての意識を高めてもらう。自発的なごみ拾い、周囲への啓発を行い、さらに個人として排出するごみの量を減らしていく動きをしてもらいたい。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局
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