24日、チャンピオンズリーグ(CL)で対戦するセビージャアーセナルが、両クラブに在籍した早逝のレジェンドを追悼した。

今シーズンのCLグループBで同居した両クラブは、24日にサンチェス・ピスフアンで行われるグループ第3節で直接対決に臨む。

この一戦を前に両クラブは、クラブOBであり、2019年6月に35歳の若さで逝去した元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェスを追悼した。

セビージャカンテラ育ちのレジェスは、同クラブでファーストチームデビューを飾った後、2004年1月にアーセナルへ完全移籍。加入初年度には半年間のプレーながら、プレミアリーグで無敗優勝を飾った“インビンシブルズ”の一員としてリーグ優勝を経験。

その後、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーでのプレーを経て復帰した古巣ではヨーロッパリーグ3連覇にも貢献していた。

アーセナルはそのレジェスの古巣クラブ訪問を受け、ミケル・アルテタ監督、公式晩餐会でのクラブ首脳陣を通じて敬意を伝え、同監督はサンチェス・ピスフアンにあるレジェスの記念碑に花束を捧げた。

さらに、アーセナルのティム・ルイス副会長セビージャのホセ・カストロ会長は、同選手が在籍時に着用していた背番号ユニフォームを交換し合った。

また、アルテタ監督は前日会見の場で、U-21スペイン代表時代の活動で何度も同部屋になったことがある後輩とのエピソードを語った。

「素晴らしい思い出がある」

「彼は私のルームメイトで、とても多くの時間を一緒に過ごした。彼は非常に特別な個性を持った素晴らしいキャラクターであり、信じられないほどのフットボールの才能を持っていた」

「あの年齢で彼より優れたプレーヤーは思い出せない。彼はすべてを持っていた。両方のクラブでプレーし、インビンシブルズの一員でもあったため、大きな意味で我々の歴史の一部となっている。彼がそこにいて、両方のクラブを誇りに思っていることを願っているし、明日は彼にとって非常に特別な夜になるはずだ」



ベンフィカvs久保所属のソシエダ、三笘所属のブライトンvsアヤックスなど
CL・ELはWOWOWで放送&配信!
>無料トライアル・放送予定など詳しくはこちら