前田拳太郎と柏木悠(超特急)がW主演を務める深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の10作品目「君には届かない。」(夜1:03-1:33、TBS※一部地域をのぞく)の第5話が10月24日に放送され、ヤマト(前田)の感情が溢れてカケル(柏木)にキスする姿が描かれた。夕日の中の美しいシーンが感動を呼び、SNSでも「こんな切なくて美しいキスシーンありますか……」「ヤマトついに感情が限界突破!!」「告白に号泣した」と視聴者が沸いた。(以下、作品のネタバレを含みます)
【写真】顔を近づけるヤマト(前田拳太郎)に驚くカケル(柏木悠)
■「君には届かない。」とは
同ドラマは、累計発行部数75万部を突破したみかによる同名コミックが原作の心かき乱される“ぴゅあキュン”ボーイズラブストーリー。幼なじみの相反する2人が引かれ合うも伝えられないもどかしさと葛藤を少女漫画のような繊細なタッチで描いていく。
前田は、スタイル抜群で成績優秀、女子の憧れの的である高校生・ヤマトを、柏木は、成績はイマイチだが明るく平凡な高校生・カケルを演じる他、2人のクラスメート役で田中偉登、松本怜生、百瀬拓実、福嶌崇人(Hi-Fi Un!corn)、ヤマトの妹・ミコト役で紺野彩夏、ヤマトとカケルの担任で数学教諭・村セン役で板倉俊之(インパルス)が出演する。
ヤマトとカケルは幼なじみで親友。容姿端麗で成績優秀のヤマトは、よく女の子から呼び出されて告白されるがいつも断ってばかり。一方のカケルは、成績はイマイチで平凡。しかし、穏やかで明るく周りにはいつも誰かがいる。
京都に修学旅行に来たヤマトとカケルら。カケルは茜(中井友望)と行動していたが、ヤマトとの約束が気になって嵐山へと向かう。一方、ヤマトもカケルへの思いを募らせ、嵐山に来ていた。
保坂(松本)からヤマトが渡月橋に向かったと聞いたカケルは、渡月橋へと駆け出していくいく。
ヤマトも渡月橋に来ていて、「ただ好きなだけなのに、どうしてこんなに胸が痛いんだ」とカケルへの思いを馳せていた。そこにカケルもやってきて、ヤマトは驚く。
「なんで…あの子は?」とヤマトが尋ねると「だって、ヤマトと約束したじゃん。ただそれだけだよ」とカケルはほほ笑む。ヤマトは感極まってゆっくりカケルに近づき、唇を重ねる。カケルは唇を離して「ちょっ!何!?」と驚く。
ヤマトはカケルの目を真っすぐに見つめて「好きだよ。子どもの頃から。ずっと」と言う。「言っちゃダメだってわかってたのに」とヤマトは顔を歪ませ、またカケルに顔を近づけたかと思うと、気を失って膝から崩れ落ちる。カケルはヤマトを必至で支えて呼びかけるが、ヤマトは目を覚まさないのだった。
夕日の逆光もあいまって、美しいキスシーンに感動させられる。SNSでも「こんな切なくて美しいキスシーンありますか……」「ヤマトついに感情が限界突破!!」「告白に号泣した」「キュンキュンしすぎて寝れない」「気絶した 観てるこっちも気絶した」「なんか泣きそうになった」と視聴者の熱いコメントが多数寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
コメント