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 多機能なスマホのカメラにもういっちょ、この軽量小型のレンズを装着すれば一気に最大1200倍。見たいものにググンっとせまる顕微鏡の機能がプラスされちゃうんだそうだ。

 「iMicro Q3」 はお手持ちのスマホをワンタッチで顕微鏡にしてくれる便利なツール

 キックスターターで販売中のこのレンズには、便利なスタンドまで用意されている。拡大時もこのスタンドにセットすれば倍率の調整も楽にでき、手ぶらの観察や撮影が叶うのだ。

 これまで以上にカジュアルに、ミクロの世界に没入できる顕微鏡レンズをみてみよう。

【画像】 倍率なんと1200倍!スマホが顕微鏡になるレンズ

Demo of iMicro Q3 to see 750nm on a Photomask

 壊れやすくて複雑な光学機器の顕微鏡がスマホのように持ち運べたら、今そこにあるサイエンスワンダーなミクロの世界ももっと気軽に楽しめるのに。

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 スマホのカメラを利用する「iMicro Q3」は、日々そんな思いを抱いてるおともだちにもうってつけなお役立ちツール

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 この小さなレンズをカメラに着けると、最大なんと 1200 倍の拡大率でスマホがたちまち顕微鏡へと早変わりする。

最新版でサブミクロンスケールの解像度を実現

 科学観察に便利な iMicro Q3 は、カナダを拠点とする企業 Qingying E&T LLCが手がけたもの。

 2018 年から続く iMicro Qシリーズの最新版として高い分解能と高倍率に注力したという本製品は。サブミクロン(1マイクロメートル未満 )スケールの解像度を誇る。

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Samsung ギャラクシーS10e 使用 カエルの血液塗抹標本/image credit:kickstarter

 再利用可能なナノ吸着パッド採用で、あらゆるスマホのレンズにぴったりフィット。その重さはわずか0.47gと軽く、装着時も気にならないレベル。

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 専用アプリに連動するフォーカススタンドを使えば倍率の調整も簡単にでき、撮影も思いのまま。

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 使わずに持ち運ぶ際は、キックスターターで手に入る小型のケースに収納するのがおすすめ。これでいつでも気になるものを拡大して見ることができる。

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 高価でかさばる顕微鏡を持っていない学生やミクロの世界にはまってる人、科学研究の愛好家にも特に役立つはずだ。

本体およそ3740円。キックスターターの早割で販売中

 iMicro Q3 はキックスターターで販売中(2023年10月24日現在)

 iMicro Q3 1個の価格は、およそ25ドル(約3740円)とみられるが、今なら早割の39カナダドル(約4,270円)で、iMicro Q3 1個のほかに以下のアイテムがついてくる。

フォーカススタンド
マイクロサイズが測れる専用ものさし(対物ミクロメーター) μRuler M
・スマホ画面のスケールに連動。撮影に便利な専用アプリ i-Seeing
・説明書入りの薄型PPケース

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 ただこの早割も、すでに720個のうち残り6個となっている。発送は世界各国対応。配達予定日は2024年4月だそうなので興味のある人はキックスターターのiMicro Q3をチェックだ。

References:designtaxi / kickstarter / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

 
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スマホに装着するだけで1200倍の顕微鏡として機能する小型レンズが販売決定