阿部寛主演のドラマ25「すべて忘れてしまうから」(毎週金曜深夜0:52-1:23、テレビ東京系ディズニープラスで配信中)の第3話が、10月27日(金)に放送される。同作は、作家・燃え殻の同名エッセイを原作に、国内トップクリエイターの岨手由貴子、沖田修一、大江崇允が監督・脚本を手掛けた話題作。ハロウィーンの夜に突如失踪した恋人を巡るミステリアスなラブストーリーが描かれる。

【写真】難しそうな顔でパソコンと向き合う阿部寛“M”

■ミステリアスでビタースイートなラブストーリー

彼女はなぜ、消えたのか――。 ハロウィーンの夜に、5年間付き合った彼女が消えた。 ミステリー作家の“M”は、突然失踪した彼女“F”を探すことに。 しかし、人々が語る“F”は、彼の知らない顔を持っており、やがて驚きの秘密が明らかになっていく。

阿部寛尾野真千子Chara、渡辺大知、宮藤官九郎らが集結

流されるままに生きる、そこそこ売れっ子の主人公・ミステリー作家“M”を演じるのは、阿部。物語の大きな鍵を握る“M”の恋人・“F”役に尾野真千子、“M”の行きつけのBar「灯台」のオーナーカオル役にChara、“M”の担当編集者・澤田役に渡辺大知、Bar「灯台」で働く料理人・フクオ役に宮藤官九郎が配役されている。

また、同じくバーで働くアルバイト・ミト役に鳴海唯、ある目的を抱えながらBar「灯台」に通う青年・泉役に青木柚、Bar「灯台」の常連客役に岩谷健司、嶺豪一、ぼくもとさきこ、ニクまろ、“M”の行きつけの喫茶「マーメイド」のオーナー・マンバ役に見栄晴、ある理由のため血眼で“F”を探す“F”の姉役に酒井美紀、“F”の失踪後“M”の前に現れる謎の美女役に大島優子、“F”の祖母役に草笛光子らが集結した。

第3話では――

エッセイの連載を開始したミステリー作家”M”(阿部寛)は、編集者・澤田(渡辺大知)に言われるがまま、人生初のSNSを始める。誰もフォローしてくれないかもというMの不安をよそに、どんどん増えていくフォロワー数。投稿する度に誰かから反応があり、MはSNSに夢中になっていく。

投稿したトークイベントの告知に返信が届いた。内容を見ると、「その日にあなたの関節を全部折ります」という脅迫文。澤田に相談するも「大丈夫」の一点張りで、その上警察も相手にしてくれない。不安を募らせたMは、今まで連絡するのを躊躇っていた恋人”F”に「どこにいる?」とメッセージをふと送ってしまう。

トークイベント当日、大勢の女性客の中に一人だけ大柄な男が紛れ込んでいた。見るからに怪しいその男は、無表情でMを見つめ続ける。

――という物語が描かれる。

■脅迫文を受け取ったM「SNSってこんな物騒なの!?」

公式HPなどで公開されている予告動画は、「必ずあなたの前に参上します」と、脅迫文を読み上げるMの姿からスタート。そして場面は遡り「SNSでもっと身近に感じられたら、読者層も広がりますし」と、MにSNSを勧める編集者・澤田の姿も。

また、脅迫文を受け取り「SNSってこんな物騒なの!? 関節を折るって言われているのにみんな半笑いで…」と頭を悩ませるMの姿や、「やばいことに巻き込まれてなければといいですね…」という声も切り取られている。

「すべて忘れてしまうから」第3話より/(C)テレビ東京/(C)2022 Disney and related entities