アル・ナスルに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが、フランス4部のクラブの買収手続きを進めているようだ。25日、『ESPN』が報じている。

 マネは1992年4月10日生まれの現在31歳。2011年夏に母国セネガルからフランスへ渡り、欧州上陸を果たした。メスを経てザルツブルク、そしてサウサンプトンで活躍した後、2016年夏にリヴァプールに加入し、左ウイングを主戦場として、欠かせない主力に君臨。リヴァプールには計6シーズン在籍し、公式戦269試合出場120ゴール48アシストを記録した。その後、2022年夏にはバイエルンに完全移籍で加入したものの、わずか1シーズンで退団。サウジアラビアのアル・ナスルへと移籍し、新天地で活躍を続けている。

 そんなマネだが、今回の報道によると、フランス4部に所属するブールジュ・フット18の買収手続きを進めているようだ。かねてからサッカークラブへの投資に前向きだったマネはすでに同クラブのシェイク・シラ会長やブールジュのヤン・ガルット市長の承認も得ているとのことで、近日中にクラブ買収が発表されるようだ。

 なお、マネが買収予定のブールジュ・フット18はナシオナル2(フランス4部)のグループBで13位と下位に低迷しており、新オーナーへの移行後、立て直しを図ることになる。

フランスのクラブを買収予定のマネ [写真]=Getty Images