ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長:ジョイ・ホー、以下「ユニリーバ・ジャパン」)が展開するパーソナル ビューティーケアブランド「Dove(ダヴ)」は、2023年10月24日、「ボディ・コンフィデント・スポーツ」の発表と認知度向上のため、イベントを開催しました。イベントには世界的に有名なスポーツ選手である、ヴィーナスウィリアムズ(ダヴのパートナー)とローリー・ヘルナンデスNIKEのパートナー)が参加しました。

ダヴ x NIKE:“ボディ・コンフィデント・スポーツ”プログラム:

https://www.dove.com/jp/stories/campaigns/confident-sports.html

  • 10代の女の子のうち51%が“ボディイメージの悩み”が原因でスポーツをやめてしまうことが明らかに

    スポーツをする女の子のためダヴ×NIKEタッグを組んだ“ボディ・コンフィデント・スポーツ”プログラムが始動

思春期は、女の子たちにとって、身体の大きな変化を経験するとくに重要な時期です。この時期の女の子たちは、スポーツを通じて自分の体に何ができるかできないかを知るだけでなく、自分の身体がどう見えるかについても意識し始めます。

ダヴとNIKEが発表した新しい共同調査(2023)によると、世界的に10代の女の子の45%がスポーツから離脱してしまっており、日本での離脱率はさらに高い51%という結果が出ています。またこの割合は、世界全体・日本ともに男子に比べて2倍も高いということが判明しました。また日本ではスポーツから離脱した女の子の53%が「スポーツに適した体つきでない」と言われ、また51%が外見について指摘を受けたり、偏見を持たれたりした経験があります。一方、女の子たちはスポーツが持つメリットを理解しており、彼女たちの43%がスポーツを続けていれば、もっと自分の身体に自信が持てるようになったと答えています。

この現状を受け、世界的に自己肯定感とボディ・コンフィデンスについての学びを提供するブランドであるダヴは、アスリートとスポーツをサポートするブランドであるNIKEと提携し、スポーツ指導者向けプログラム「ボディ・コンフィデント・スポーツ」を制作しました。

  • ダヴ×NIKEタッグを組んだ“ボディ・コンフィデント・スポーツ”プロジェクトが始動

    スポーツの場における10代女の子たちの自己肯定感を高めるための“コーチ向けプログラム”を展開

運動やスポーツの場は女の子の自己肯定感に大きな影響を与えるということが分かっています。運動をする女の子たち、とくに思春期の間も運動を続ける女の子たちは、ボディ・コンフィデンス(身体への自信)が高くなる傾向があり、また生涯を通じて運動による様々なメリットを受けられます。また、スポーツをする女の子たちにとってコーチ(監督や体育教師を含む運動指導者など)という存在は大きく、スポーツの成績やパフォーマンスよりも自己肯定感を重視するポジティブな環境を作る際ためには、コーチの強力なサポートが必要不可欠です。実際に、スポーツをする女の子たちの74%がコーチのおかげで自分に自信が持てるようになった経験があると回答しており、また60%がコーチからボディ・コンフィデンスについて話を聞きたいと考えています。

「ボディ・コンフィデント・スポーツ」は、11~17歳の女の子たちが自分の身体に自信を持てるようになるための、世界初のスポーツ指導者(コーチ)向けプログラムです。このプログラムは、スポーツが女の子たちのボディ・コンフィデンスにどのような影響を与えるかの研究結果に基づいており、アピアランス・リサーチ・センター(CAR)やタッカー・センター(Tucker Center for Research on Girls & Women in Sport)をはじめとする専門家の協力のもと、開発されました。そのため「ボディ・コンフィデント・スポーツ」を実施することで、女の子たちが自分の身体をより大切に、かつ肯定的に捉えられるようになることが科学的に証明されています。ダヴはこのプログラムを学校やスポーツクラブなどの組織を通じて提供し、世界中で100万人以上の女の子たちに届けることを目標としています。

●ダヴのパートナーおよびテニスチャンピオン、起業家のビーナス・ウィリアムズからのコメント

スポーツの世界では、女の子たちはしばしば大きなプレッシャーに直面します。パフォーマンスや能力だけでなく、外見に対する非現実的な期待もプレッシャーになります。

女の子たちの自己肯定感が育まれるようなポジティブな環境を作り、また外見から能力へと会話をシフトさせるために、ダヴとこの取り組みに協力できることをうれしく思います。私たちのゴールは、スポーツの場をより包括的で、世界中の女の子たちを歓迎するような空間にすることです。

NIKEパートナーおよびオリンピック体操の金メダリスト ローリー・ヘルナンデスからのコメント

コーチもアスリートも、すべての女の子にスポーツの力を発見する機会を与えるような、包括的な空間と前向きな経験を作り出す連帯責任があります。スポーツは自信を育み、その結果、女の子たちは生涯にわたって大好きなスポーツを楽しみ、体を動かすことができるようになるのです。だからこそ、NIKEと協力して「ボディ・コンフィデント・スポーツ」をサポートできることをとても誇りに思います。

●ダヴ チーフ・マーケティング・オフィサー、アレッサンドロ・マンフレディからのコメント

2004年以来、Doveは女の子たちに自己肯定感を育むプログラムを提供し、自己肯定感のサポートに取り組んできました。自己肯定感とボディ・コンフィデンスの学びを提供する世界有数の企業として、ダヴはあらゆる場面で女の子たちの自己肯定感をサポートしていく責任があると考えています。スポーツは女の子たち自信を与え、また自身の強さを教えてくれる可能性を秘めていますが、その一方でスポーツの場において彼女たちは様々な偏見や批判にも対面し、自分のことを信じられなくなったり、肯定できなくなったりもしてしまいます。ダヴは、同じようなパーパスを持つNIKEと手を組み、運動場の内でも外でも女の子たちがより公平に使われ、のびのび生活できるような未来に向けて行動を起こせることを誇りに思います。

NIKEチーフソーシャル&コミュニティ・インパクト・オフィサー、バネッサガルシア=ブリトー副社長からのコメント

NIKEは、すべての子供たちがスポーツに触れ合う機会を持つべきだと考えており、とくに運動量が少ない女の子たちの中でのスポーツの拡大に注力しています。世界的に、女の子たちは複雑な文化的・社会的障壁に直面しており、スポーツに取り組み始める時期も比較的遅く、スポーツをやめてしまう時期も早いです。ダヴとのパートナーシップ、またボディ・コンフィデンスのプログラムを通じて、この状況を変えたいと思っています。女の子たちが生涯にわたって自信を持てるようにするためのツールコーチに提供することで、障壁を打ち破ろうと行動を起こしています。より多くの女の子たちがスポーツを続け、その恩恵を経験できるように、彼女たちの身体の見た目から、彼女たちの身体ができることへと会話をシフトさせることで、私たちは世界を前進させる次世代の女性リーダーやチェンジメーカーを生み出すことができると信じています。

【“ボディ・コンフィデント・スポーツ”プログラム概要】

●展開プログラム(予定)

1.ボディ・コンフィデントコーチン

コーチ・指導者向けのオンライン自己学習型プログラム。

コーチに必要な、アスリートが身体に対する自己肯定感を高めるための知識やスキルを提供。

2.ボディ・コンフィデント・アスリート

対面式コーチ主導型プログラム。

全3セッションによって構成され、コーチ主導で、アスリートが身体に対する自己肯定感について学ぶことができる。

・ワークブック:プログラムに参加する女の子たち用がセッションに関する質問・疑問や振り返りを記入するワークブック。

イントロダクション:プログラムに頻出する用語の解説や、コーチがプログラムを実践する際の注意点などを含むガイドブック。

セッション1:スポーツとボディトーク

→ボディトークと性別や容姿・アスリートに関する固定概念の関連性、スポーツをする上での影響について説明するセッション

セッション2:スポーツをとおして身体を理解しよう

→容姿ではなく自分の身体の可能性に焦点を当て、自分の身体を受け入れる方法について学ぶセッション

セッション3:スポーツをするときの身体の声に耳を傾けよう

→自分の身体を尊重し、身体のニーズに耳を傾けることの重要性を学ぶセッション

「ボディ・コンフィデント・スポーツ」と私たちの取り組みについてより詳しく知りたい方はこちら:https://www.bodyconfidentsport.com/

ダヴのボディ・コンフィデンスのための活動についてより詳しく知りたい方はこちら:https://www.dove.com/jp/stories/campaigns/confident-sports.html

●お問い合わせ

NIKE:サンドラ・キャレオン・ジョン (Sandra.CarreonJohn@nike.com)

ダヴ:ユニリーバお客様相談室(0120-110-747

●参考:ダヴ×NIKE共同調査について

ダヴとNIKEは、女の子たちのスポーツ経験の実態と、スポーツが女の子たちの自己肯定感に与える影響、またスポーツから遠ざかる要因や解決策を明らかにするために調査を実施しました。

ブラジル、カナダドイツイタリア、日本、英国、米国において、年齢、民族、社会経済的背景の異なる4,917人の子どもたちに、15分間のオンライン調査に参加してもらいました。

この調査には、9~17歳の女児3,506人(各国から約500人)と、9~17歳の男児1,391人(各国から約200人)が含まれ、親または法的保護者の同意を得て参加しました。

■ダヴが叶える「本物の美しさを、本物のケアから」

「あなたらしさが、美しさ」をブランドパーパスに掲げるダヴでは、「すべての女性が自分の美しさに気づくきっかけをつくること」を使命に様々な活動を行っています。

日本の10代の女の子たちのうち、自分の容姿に自信をもっている人はたった7%※1。これは、世界の中でも低い数値です。私たちは、美しさが不安の種ではなく、自信の源となる世界になるべきだと考えています。そして、自分の容姿をより前向きにとらえ、自己肯定感を高めることで、自身の可能性を最大限に発揮してほしいと願っています。その想いは、誰もが手に届きやすく、その方自身の肌や髪の美しさをひきだす製品や、外部機関と連携した自己肯定感の重要性を学ぶ機会の提供、ありのままの美しさを表現するため画像加工を一切しない広告など、事業活動のすべてに及びます。

※1 ユニリーバ調べ ダヴによる女の子たちの美と自己肯定感に関する世界調査レポート(2017年)

配信元企業:ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社

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