2023年11月26日まで。
秋の紅葉に色づく関西屈指の温泉街・城崎温泉で期間限定公開。

新里明士「辰砂壺」2023年

開湯1300年の歴史を持つ、兵庫県随一の名湯地、城崎温泉。町の中心を流れる川の両側に柳並木が続く温泉街に佇む三木屋は、“小説の神様”と呼ばれた文豪・志賀直哉にも愛された湯宿です。登録有形文化財にも登録されている建築は、これまでも多くの文人、画人を魅了してきました。この度、明代の中国に創始された技法を独自の作品に昇華させてきた陶芸家・新里明士が同宿を訪れ、同地との対話からあらたな作品を制作、発表しました。

新里明士「無題-辰砂」2023年

2022年から丹後、城崎を会場に開催されているアートと食の祭典「ECHO あしたの畑ー丹後・城崎」がきっかけとなり三木屋を度々訪れてきた新里は、今回、二つの異なるテーマからなる二部屋でのインスタレーションを展開しています。

ひとつは、丹後の「丹」から導かれた辰砂釉を用いた新作からなる部屋。もうひとつは、現在の自身と同じ年齢で志賀が発表した作品『豊年蟲』を着想とした新作と美術作家・須田悦弘とのコラボレーションからなる部屋です。

須田悦弘「朝顔」2022年

美しい水と森が培った旬の味が溢れ、色鮮やかな風景が広がる秋の城崎温泉

奈良時代から人々に愛され続けてきた街と、湯宿を舞台に現代の感性で生み出された作品群をぜひ、この機会にお楽しみください。

新里明士(左)、須田悦弘(左)城崎温泉三木屋にて

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「建築と場所の歴史と対話する陶芸と彫刻」

作家:須田悦弘 × 新里明士

会場:三木屋(兵庫県豊岡市城崎町湯島487)

開場時間:11月1日(水)、22日(水)のみ一般公開 

  *11月26日(日)までは、ご宿泊の方のみ公開。

日時指定予約:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021uwkjb77431.html

宿泊予約:https://kinosaki-mikiya.jp

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城崎温泉 三木屋

【関連企画】

展覧会名:ECHO あしたの畑 - 丹後・城崎

会期:2023年10月7日(土) - 11月26日(日)

会場:間人スタジオ、竹野・斎宮神社、丹後古代の里資料館、道の駅てんきてんき丹後、城崎温泉三木屋、丗|SEI

主催:NPO法人TOMORROW、文化庁独立行政法人日本芸術文化振興会

展覧会サイト: https://echo-tomorrowfield.com

Instagram: https://www.instagram.com/tomorrow_field/

Facebook: https://www.facebook.com/tomorrowfield/

Twitter: https://twitter.com/TOMORROW_FIELD

配信元企業:NPO法人TOMORROW

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