阿部慎之助

読売ジャイアンツの公式YouTubeで、阿部慎之助監督がドラフト会議の点数や抽選のすえ、交渉権を獲得した際の心境などを語った。

 

■スカウトの様子を特集

ドラフト会議の様子を追った今回の動画。スカウトたちが待機する部屋でカメラを回す。

冒頭、水野雄仁スカウト部長が挨拶をすると、「阿部監督、一言お願いします」と発言。立ち上がった阿部監督は「夏のめちゃめちゃ暑いなかも情報収集をしていただいて、本当にありがとうございました」とスカウトたちの労をねぎらった。

 

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■交渉権獲得でガッツポーズ

巨人が1位指名予定の中央大学西舘勇陽投手を、先に北海道日本ハムファイターズが指名し、抽選が決定。この事実に担当の円谷英俊スカウトは苦悶の表情を浮かべる。

抽選で阿部監督が交渉権を獲得すると、部屋で待機していたスカウトが全員ガッツポーズ。円谷スカウトは手を叩いて喜びを爆発させる。そしてホームランを打ったかのように、関係者1人1人とハイタッチをした。

 

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■阿部監督は「ゾーっとした」

西館投手の交渉権を獲得した阿部監督はカメラの前で「最高ですよ、やりました」と親指を立ててガッツポーズ

そしてスタッフから「交渉権獲得という文字を見たときのお気持ちは?」と質問されると「いやあ、あの壇上の下からブワ~ってなんか来たね。それくらいゾーっとしたね」と語った。

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■点数は「3000点」

阿部監督はさらに「今日のドラフト、何点をつけますか?」という問いかけには「そうだね、3,000点」とつぶやく。

その後スカウトが待機する部屋に戻る様子となり、同監督が拳を突き上げてガッツポーズ木佐貫洋スカウトや柏田貴史スカウトなど、関係者から万雷の拍手で迎えられていた。

 

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■即戦力重視の指名

巨人は西館投手に加え、2位に今年の都市対抗野球大会トヨタ自動車の補強選手として出場し、優勝に貢献したHONDA鈴鹿の左腕、森田駿哉投手を指名する。

3位は日立製作所の俊足外野手佐々木俊輔選手、4位は大阪桐蔭青山学院大学NTT西日本と名門チームで遊撃手を務め、守備力の評価が高い泉口友汰選手、5位には日本生命の左腕・又木鉄平投手に。

今回は将来性を重視する高校生の指名はなく、即戦力となることが期待できる大学・社会人の選手で固めるドラフトとなった。

■阿部監督が交渉権獲得時の心境を語る

阿部慎之助監督、交渉権獲得時の心境を告白 ドラフトの点数は「3000点」