日仏米共同製作の国際連続ドラマ、Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」。オンライン動画配信サービスHulu」では、10月27日最終話の独占配信がスタートした。全8話をまとめて視聴することが可能になり、それを記念して主演の山下智久と、原作者の亜樹直(樹林ゆう子氏&樹林伸氏)にスペシャルインタビューを敢行。新しく生まれ変わった「神の雫」への熱い思いを語ってもらった。

【写真】ワインを嗜むフルール・ジェフリエ“カミーユ”

■一青がカミーユに“隠された真実”を打ち明けることを決意…

Huluの「海外ドラマランキング」にて9月の月間第1位を獲得した本作。“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を壮大かつ細やかに描いている。

そして10月27日に配信された最終話では、第3ラウンドの審査が全て終了し、採点結果が出るまでの間、一青、カミーユフィリップ親子は1つのテーブルを囲みながら安らぎのひと時を過ごすことに。楽しく語り合う彼らの様子をにこやかに見つめる一青に湧き上がってくる、ある思い…。そして彼は“隠された真実”をカミーユに打ち明ける決意をする。

亡きワインの父、アレクサンドルがこの対決を仕掛けた理由をはじめ、ワインに運命を翻弄され続けてきた2人が対決の末、最後に手にするものも描かれる。

亜樹直のコメント

<樹林ゆう子氏>

ワインは100年という時を余裕で超えるもの。この作品も何度もリボーンするんじゃないかな、と。そんな気もしてしまうほどです(笑)。

とりあえずワインを用意してから観ていただきたいです。観ると飲みたくなりますし、飲みながら観るともっと楽しめるので、ご自宅でワインを片手にぜひご覧になってください。

樹林伸氏>

原作漫画を作った2004年から20年近く経った今、またこんなにも国内外で再評価されるなんて…!不思議な作品だなと思います。今ちょうど雑誌『モーニング』(講談社)で、一青の娘を主人公にした続編『神の雫 deuxieme』を連載しているのですが、良いタイミングでいろんなことができて、本当に幸運な作品です。

ワインの謎解きのドラマであるとともに、人間模様の謎解きのストーリーでもある。ここに着目して観ていただけると、本当に最後まで楽しめると思います。観始めると止まらなくなるので、なるべく早めの時間に観始めてください(笑)。

山下智久「この作品を通して成長することができました」

「神の雫/Drops of God」が配信開始されて、自分の友人たち、それこそ外国にいる友達からも連絡をいただきました。ワールドワイドにたくさんの方から「面白かったよ」と言っていただけて、非常にうれしいです。

10カ月間という本当に長期にわたる撮影でしたが、自分自身もこの作品を通して成長することができました。頑張った甲斐がありました。人間もワインのように、複雑にいろんな要素が絡み合ってできているということを、この作品を通して学ばせていただきました。“愛情”など、ご覧になる方もそれぞれ、ワインのようにいろいろな感じ方ができる作品に仕上がっているんじゃないかなと思います。

Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」最終話より/※提供画像