「彼氏の好きなタイプに少しでも近付きたい」。そんな思いで努力した健気な女性に今、世間から同情の声が集まっている。シンガポールの『AsiaOne』や香港の『South China Morning Post』が報じた。
■恋人から「ぽっちゃりめが好き」
中国南部に位置する湖南省出身のゼンさんは、モデルをしていたこともあり、体重は50キロと細身だった。
そんなゼンさんがウェイさんという男性に出会い、交際に発展。しかし昨年の4月頃、「じつは、ぽっちゃりした女性が好きなんだ」と教えられた。元彼女たちも皆がそうした体型だったという。
さらに「もし僕のために太ってくれたら、結婚したい。65～75キロあたりが理想かな」とも言われたという。
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■結婚を夢見て35キロも増量
ゼンさんは躊躇したが、「太っても別れないから安心して。好きなものを好きなだけ食べていいんだよ」と優しく励まされ、ウェイさんの理想に近づこうと決意した。
愛する恋人との結婚を夢見たゼンさんは、1ヶ月でなんと35キロも増量。モデルの仕事は減ったが、「彼のためなら」と気に留めなかったという。
ところがある時、ウェイさんから「自由になりたい。君にはしっかりした良い男性が見つかるよ」と、別れを告げられてしまった。
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■世間から驚きと非難の声
結婚を示唆していた恋人に一方的にフラれ、チャットアプリもブロックされてしまったゼンさん。メディアに「仕事も恋人も失い、あまりの理不尽さに、どうしたらいいのか…」とつらい心境を明かしているが、失恋の影響もあって、体重は元に戻りつつあるそうだ。
世間からは「1ヶ月で35キロも太るって危険すぎじゃない？」「最低な男」「悪魔のような奴だ」など、驚きと非難の声が多数寄せられている。
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■好みのタイプは一貫している？
Sirabee編集部では全国10〜60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の36.1％が「好みの異性のタイプは一貫している」と回答。性年代別では、10代男性が一番高い割合になっている。
しかし相手の理想に近づこうとするあまり、ゼンさんはのように無理をするのは禁物だろう。
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