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近年新型コロナウイルスが2023年5月に「第5類感染症」に移行後、初めての波となる第9波が2023年9月頃に到来しました。マスクをするのも忘れてしまうほど慣れたという人もいるなど、コロナ前に近い行動様式に戻りつつある一方で、身近で感染する人が増えてきたと感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、新型コロナウイルスに対する感染対策などの行動や意識を、「2021年9月頃(第5波 デルタ株蔓延時)」「2023年5月頃(「第5類感染症」に移行時)」と比較し、現在の状況を把握するために調査を実施しました。また、今回の調査では、新型コロナウイルスによって変化した飲酒シーンや働き方の現状把握も行いました。

※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/自由回答データ/報告書)を無料にて配布しております。

ご希望の方は、以下のURLの「資料請求はこちら」からお気軽に問い合わせください。

https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/

※ご希望の資料名に「~アフターコロナでどう変わる?~飲酒や生活様式に関する意識実態調査」と記載ください

■調査結果について

■主な調査結果

1)新型コロナウイルスに対する感染対策

新型コロナウイルスの感染対策では、全体では時系列で「マスクの着用」をはじめ多くの項目で感染対策のスコアが低下しています。一方で、「手洗い」はどの属性でもスコアを維持していることから、生活の一部として習慣化されている様子がうかがえます。「なるべく外出を避ける」「人混みを避けた行動」「人との距離を保つ」は2021年9月ごろから大きくスコアを落としています。
・年代別では、若年層では時間の経過とともに「あてはまるものはない」の割合が高くなり、感染対策をしていない割合が高くなっています。一方で、高年齢層は割合に変化がなく、現在でも何かしらかの感染対策を継続しています。

2)新型コロナウイルス流行時からの飲酒量の変化

・飲酒量の変化では、全体では「変わらない」が最も高くなっています。そのなかで、どの属性においても「減った」に比べて「増えた」の割合が高くなっています。
・性別で見ると、女性に比べて男性で飲酒量が増えた傾向がみられます。
・年代別では、20代および40代において「増えた~やや増えた」の割合が比較的高くなっています。

3)飲酒量が増えたシーン

・飲酒が増えたシーンでは、全体では「自宅での一人飲み」が最も高くなっています。
・「宅飲み・計」では4割を超え、「飲食店や居酒屋・計」を大きく上回っています。新型コロナウイルスの第5類感染症移行後、宅飲みの機会が習慣化するだけでなく、今後の増加傾向が予見されます。

4)体調が少し悪い場合の飲み会・食事会への参加意向

・体調が少し悪い場合、「予定していた飲み会・食事会を見送る」のは全体では7割でした。
・「内容によって決める」は男女ともに1~2割台です。一方、「参加する」は女性ではどの年代でも1割未満ですが、男性では1割以上の結果となり差がみられます。

5)体調が少し悪い場合、参加を検討する飲み会

・体調が少し悪い場合、参加を検討する飲み会は、全体では「友人との飲み会・食事会」が4割と最も高くなっています。特に女性でスコアが高い傾向です。
・男性では「会社の同僚」、女性では「友人」「久しぶりに会う人」「これからしばらく会えない人」がそれぞれ高くなっています。

6)現在の勤務状況

・有職者(パート・アルバイト含)は66.9%で、そのうちの8割が「出社勤務のみ」となっています。また、有職者のうち、13%は「出社勤務」「在宅勤務」を組み合わせたハイブリッド型の勤務スタイルとなっています。
・性別で見ると、50-60代男性は「在宅勤務のみ」の割合が比較的高い傾向です。また、男性に比べて女性の出社比率は高い傾向ですが、30-40代では比較的在宅勤務の割合が高くなっています。

7)2023年5月以前と比べた出社頻度の増減

・2023年5月以前と比較した現在の出社頻度では、全体では「変わらない」が8割以上で多数を占めています。出社頻度が高くなったのは13.5%。出社頻度の増加は新型コロナウイルスが第5類感染症に移行した影響が考えられます。
・性別で見ると、女性に比べて男性で出社頻度が高くなっているようです。女性のうち30代は出社頻度が高くなっています。

8)出社頻度の変化による働きやすさ/出社頻度増加で感じること

・「出社頻度の増減」で「多くなった~やや多くなった」と回答したうちの半数は「働きやすくなった~やや働きやすくなった」と回答しています。
・「出社勤務増加で感じること」は「プライベートとビジネスのメリハリがつく」「社内コミュニケーションが取りやすい」ともに23.8%と高くなっています。「社内コミュニケーションが取りやすい」「会社の人たちとの交流の機会の増加がありがたい」など対人関係の項目で比較的スコアが高く、コミュニケーションの円滑化が働きやすさに影響していることが考えられます。

新型コロナウイルスが5類に移行した結果、人流は活発になる一方で、出社や飲み会の頻度は以前ほど高くはない様子が窺えました。それだけ新型コロナウイルスが人々の行動様式に与えた影響は大きく、コロナ前と全く同じようには戻らないことが改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。

以上、 「~アフターコロナでどう変わる?~飲酒や生活様式に関する意識実態調査」を抜粋してお伝えしました。

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※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/自由回答データ/報告書)を無料にて配布しております。

ご希望の方は、以下のURLよりお気軽に問い合わせください。

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※ご希望の資料名に「~アフターコロナでどう変わる?~飲酒や生活様式に関する意識実態調査」と記載ください

■調査概要

調査地域:日本全国

調査対象:20~69歳 男女

調査実施期間:2023年10月4日10月5日

調査手法:インターネットリサーチ

サンプルサイズ:有効回収計 1,000サンプル

レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。

内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

■会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

配信元企業:日本インフォメーション株式会社

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